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ワームホールを守る砦 - STAR TREK Deep Space Nine

海外ドラマシリーズも久しぶりとなってしまいました。だいたい長いのと、新しいものだけではなく既に見たものをもう一度見たくなることもシバシバなので、なかなか見終わりません。今回はスタートレックの異端児でもあるディープ・スペース・ナインです。

STAR TREK Deep Space Nine

DS9は新スター・トレック(TNG)のスピンオフとして制作され、TNGのシーズン6途中から並行して1993年から99年までの7シーズン176話が放送されました。DS9の第1話ではピカード艦長も登場しDS9はTNGと同じタイムラインを進んでいきます。

舞台はカーデシアの占領から解放されたばかりのベイジョー軌道上にあるディープ・スペース・ナインと呼ばれることになった宇宙ステーション。ここは元々テノック・ノールと呼ばれた鉱石加工工場だったのが独立を果たしたベイジョーからの依頼により惑星連邦が共同で管理することになったという場所です。ここに司令官として赴任してきたのがこのシリーズの主人公でもあるエイブリー・ブルックス演じるベンジャミン・シスコ中佐です。赴任早々、アルファ宙域とガンマ宙域を結ぶ安定したワームホールが近くに発見され、多くの人が行き交う重要な拠点となりストーリーは進んでいきます。

STAR TREK:DEEP SPACE NINE

TNGからはお馴染みのマイルズ・オブライエンが奥さんのケイコと共に転属してきますし、TNGの終了したシーズン4からはクリンゴン戦士のウォーフもやってきます。宇宙船のようにあちらこちらを移動することは無いのですが、実に多くの種族の多彩な人類、宇宙人たちがこのステーションにやってきます。主な登場人物としては、シスコ中佐、オブライエン主任、ウォーフ少佐以外に、ベイジョー側の連絡将校でもあるネリス少佐、流動生物のオドー保安主任、トリル人の科学士官ダックス大尉、そして訳あり人類の医療主任のベシア中尉といったところで、他にもシスコの息子であるジェイク、バーの経営者であるクワークをはじめとしたフェレンギ人たち、そして何故かDS9に残ったカーデシア人の洋服やガラックもお馴染みです。

すぐお隣のベイジョーの人たちはいつも出入りしていますし、その政治と宗教の要人たちとの絡みはストーリー展開の大事な要素にもなっています。撤退したはずのカーデシアは最後までチョッカイを出し続けますし、ワームホールの向こう側からはこれまたいろいろな種族がアルファ宙域にやってくるわけです。そうするとお馴染みのクリンゴンやロミュランも黙っていないという塩梅です。なおTNG終了後はボイジャーがスタートし、このシリーズもDS9の途中と繋がっていて同じ時代の同じタイムラインです。

スタートレック:ディープ・スペース・ナイン

このシリーズが異端児というのは、やはり宇宙船ではなく宇宙ステーションが舞台ということで主人公も艦長ではなく司令官です。そして任務も探検ではなくどちらかというと駐留軍のような役割です。未知への挑戦と出会いではなく多くの国や種族の歴史や立場のぶつかり合いがテーマになっています。その意味では1話限りではなく登場し続けるいろいろな種族の魅力が光りますし、リアルな世界の国際問題を彷彿されるテーマが中心です。それはそれで面白いのですが、さすがにシーズンを重ねると派手な戦闘シーンも欲しくなって宇宙船が配属されシスコ中佐も晴れて大佐に昇進したりもします。

スタートレック:ディープ・スペース・ナイン

DS9はCSや地上波でもアメリカからあまり遅れること無く日本でも放送されたのですが、当時の録画の品質があまり良くなく一部は紛失し(そもそも最終シーズンは見ていない)、メディアも結局DVDしか発売されずリマスターされないかなと思ってコンプリートできずにいました。最近Netflixに加入したのでようやく通して見ることができたという次第。制作コストの問題と当時の撮影、合成技術の問題があったのでしょうが全体に画面が暗く印象が地味になりがちです。正直、視聴率で苦しんだのも頷けます。とはいえ、もちろんSFなんですが、人間ドラマとしてはよく出来ていて、人物(宇宙人物!?)模写も深堀りされているとは思います。

Star Trek Deep Space Nine Retrospective/Review - Star Trek Retrospective, Part 10

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STAR TREK Deep Space Nine

DS9で登場したマキはボイジャーに直接つながりますし、可変種であるとかトリル人などはそれぞれピカードやディスカバリーで重要な役割を果たします。ホイジャーと共にシリーズが終わったあとの24世紀以降の歴史はまだあまり描かれていないので、ちょっと気になるところでもあります。なお、スタッフのその後に関しては以下の動画を見つけたので、お時間のある時(2時間ほどある)にお楽しみください。

DS9の出演者スタッフによるドキュメンタリー

What We Left Behind: Looking Back At Star Trek: Deep Space Nine | FULL MOVIE | Documentary

ヘッダ画像は、以下のものを使わせて頂きました。https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Star_Trek_DS9_logo.svg
Paramount - Vector image by Frank Murmann, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16098921による

#海外ドラマ #スタートレック #ディープ・スペース・ナイン #DS9 #エイブリー・ブルックス #ベンジャミン・シスコ #ワームホール #ベイジョー #カーデシア

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