帰国子女の受験|夏の過ごし方① - 塾選びやプレ夏期講習とか
「夏は受験の天王山」と言われる。
なんで天王山?——という疑問はおいておき、、
多くの帰国子女家庭にとって、5〜6月はひとつの区切りである。現地校の学年終了や卒業を迎え、そのまま帰国するケースが少なくない。
うちもそうであり、何某かの参考になればと思う。
但し、成功談とかではなく、単にやったことと思ったことを記述している。
帰国前夜
短くなかった米国生活。
日本に移住するということで、子供たちそれぞれが友人との別れを惜しみ、目一杯楽しむ。
件の長男はミドルスクール(中学)卒業。
サッカー等のクラブ活動もオフとなり、友人とつるんでファストフードを食べたり、ボバティーを飲んだり、夜は帰ってきてフォートナイトなど。
卒業式の後は、11PMごろまでダンスパーティー。
その週のENAの模試では、国語は偏差値30台を叩き出す。

塾選び
とりあえずそんな感じで、6月末に日本に移ってからもずっとモバイルで米国の友人とやりとりし(気持ちはわかる)、地元の公立中学校にも2学期から入学するので時間を持て余してしまう。
外に出るにしても暑い。
家にいても冷房かけ続けてなんだか不健康。
ずっと勉強せいとも言わんが、せめてもっと時間を有効に使ってほしい。
プレ夏期講習
そんな帰国生を知ってのことなのか、各塾が7月に「プレ夏期講習」というものを実施している。
国内生はまだ一学期中だが、夏休み前に帰国し二学期から学校に転入する生徒向けのもの。
私たちは首都圏の塾がわからないので、有名ドコロとこれまで行ってた塾の二つを比較調査してみた。
早稲田アカデミー(国際部)
ENA(国際部)
結局両方に行ってみた。
理由は、決めきれなかったのと、予定や予算のフィットにより。
早稲田アカデミー
圧倒的な実績と情報量。
受験準備のためのセミナーや学校フェアなど多くのイベントを実施しており、とても助かった。
安心感というより、ここに入れずして勝てるのか?と不安になる。
プレ夏期講習自体は、新お茶の水駅前の国際部校舎にて実施。
教材も多く、夏期講習で用いるもの以外にも、受験に必要な内容を集めた問題集や暗記モノなど、さすが大手と思った。
講習は、毎日小テストから始まり、解説がある。期間通して分野をカバーしていく。彼が中学の数学はこれまで全部独学だったのもあり、解法の説明を受けたのは今回がほぼ初めてとなり、分かりやすかったと感心していた。
本人にとっては初めての日本の塾となり、めちゃビビりながら行ったが、さすがは帰国子女同士。すぐに打ち解けた様子。休み時間にコンビニに一緒に何かを買いに行くのがとても楽しかったとか。
クラスメートには既に受験に真剣モードの子もおり、何某かの自分の状況に関する気付きもあった様子。
ENA
米国西海岸ではずっとENAにお世話になっていた。
海外では塾の先生と生徒や親も距離が近いために、親近感と安心がある。
早稲アカと比べると大手感は少ない。実績や教材の充実度合いも異なる。
講習は、問題を実施しその解説をしてくれるもので、基本的に早稲アカと同じと聞いている。その意味では、本人にとっては両方の塾ともに大差はなかったとのこと。こちらでも、数学の解説は目から鱗が多かったらしい。
早稲アカで日本の塾に慣れたのもあり、すぐにクラスメートとも打ち解けて、ここでも休み時間にコンビニで買い食いする楽しみを見出した様子。
プレ夏期講習の総括
結局のところ、それ以降はずっとENA(国際部渋谷校)にお世話になった。
理由は、
通塾時間(お茶の水駅までは50分、渋谷までは30分)
日程(日本の生活を前向きにするべく、旅行など夏の予定を結構作った)
予算(予定に合わせた調整が行いやすい)
塾や先生方との関係性や距離感
特に最後のところは、彼が小学一年生のころから米国で同塾にはお世話になっており、超大手の塾でもないために先生方同士でも情報共有があったりで、お互い初めての気がせず、非常にやりやすかった。
塾としての総合力も重要だが、子供があの充実した教材を全部ちゃんとすることは、なかなか無い。やれば相当いいんだろうけど。。先生方はいずれの塾も素晴らしく、解法等もそれなりに確立されているのだと思う。予算的にもそれほど大差はない。となると、通塾時間と、本人がどれだけその塾に馴染むか・行くのが楽しみになるか、がポイントになるのかもしれない。
結果的に、同じ頃に帰国する米国での友人達も続いて同じ塾にジョインし、塾の先生曰く「例年に無い(良い意味での)盛り上がり」になって、インフルエンザシーズンですら塾に通うのが楽しみだったみたい。もちろん、塾の先生方がそういう環境をファシリテートして下さったものとも思う。
プレ夏期講習は、勉強内容そのものというよりは、日本の受験・そしてそのための勉強に慣れることがポイントかもしれない。試しに受けて、引き続き通うことができるか、先生や生徒との相性が合うか、などなど。ここでの学習の良し悪しは、受験結果への影響はそれほど無いかも。むしろ本格的な夏に向けたコンディショニングといったところか。
最後に、早稲田アカデミーの各種セミナー等もとても役に立ったことも付け加えておく。あれほどのコンテンツが全部無料というのは本当にありがたい。こちらの受験がよくわかっていない身にはとても有益だった。
夏の過ごしかたといえば、あとは以下あたりかなーと思っているが、長くなったのでまた次回以降に。
合宿
夏期講習
学校フェア
夏のアクティビティ
