見出し画像

わたしのターニングポイント。娘から父へ。

「ターニングポイント。」

みなさんもありますよね。ソレが起こったことで、これまでの価値観が変わること。

昨日までの自分と今の自分が別人になった感覚、ありませんか?

今日は数あるターニングポイント、その中からうち一つを紹介します。


それは父が病気になったこと。

ちなみに父は闘病後になくなっています。悲しい。なくなったことも、わたしの価値観を大きく変えました。人生は予想外に早く終わってしまうこともある、と身をもって体験しました。

それまでは「いつかやればいい」と呑気に構えていたんです。いつ病気になるか事故に遭うかわからないのに、気がつくと終わりなんかないと思っちゃう。

今は、やりたいことがあったら、やるようにしています。いつかくるそのときに後悔が少なくなるように。

いけない。今日は悲しい話をしたいわけじゃないんです。出してくれたハンカチはポケットにしまってね。

父は、病気が判明してから活動的になりました。それまでも、趣味の農業や、毎日の晩酌、家族との旅行など充実した生活をおくっていました。

でも病気がわかって、「いつかできたら」を先送りしなくなったんだと思います。

父と母で長崎へ夫婦旅行にいったり、家族でシンガポールや中国へもいきました。

一方、病気にたいしては徹底交戦。最後まで諦めず、存在する薬は全てつかう、くらいの気概でした。

食らいつくように人生を諦めずに生きる父。

最後まで会社にもいき、日常を諦めなかった父。

そんな姿をみて、わたしはこれまで、とてもとても大きな勘違いをしていたことに気が付いたのです。


娘のわたしがいうのもなんですが、父はわたしにたいしてデロデロに甘い人でした。

「塾にいきたい」「OK」、「海外にいきたい」「OK」。反対されたり、怒られた記憶はほとんどありません。(実はこっそり母が止めていたらしい。) 夜中に、父が寝てる横でゲームをしていたら、怒られてケーブルを抜かれた。吹けば飛ぶようなこんなエピソードしかないです。

家族が大好きな人だった。母も、わたしも弟も父に愛されていたと感じます。

そんな父の愛情にたいして「父は家族のために生きている」、そんな壮大な勘違いをするのです。今となってはほんと、恥ずかしいし、あやまりたい。ごめんよ。


病気がわかって、自分の人生を必死に守ろうとする姿をみて、気がつきました。父は家族のために生きていない。

そうじゃない。家族が好きで、

「家族を大事にすることを選んだ、父の人生を生きているんだ。」

衝撃と同時に、これ以上ないくらい納得しました。言葉にすると小さな違いですが、これがわたしのターニングポイント。

恥ずかしいついでに、告白すると、

好きな人の苗字と自分の名前をくっつけたことはありませんか?

唐突!でもちゃんと着地するから大丈夫。

結婚したら”〇〇ちゃわん”みたいな?

勇気をもって言おう。

わたしはやった。やったことがある。

なんかね、結婚したら、「これから2人一緒の人生。一頑張ろうね。」みたいな考えがわたしにはあったんです。これまで背負ってきた荷物を2人で分け合うみたいな。

父が自分の人生を生きているって気がついたとき、結婚もそうだなって思いました。

結婚しても、相手と一緒にいることを選んだ自分の人生を生きるんだって。

これって、わたしの中では大きな変化でした。これまであった、「2人の人生を一緒につくっていく」って、弱ったら支えてほしい、そういう気持ちがあったんです。結婚にたいしてだけじゃなくて、どこか甘えがあったの。

「困ったら、自分の人生を誰かにあずければいい」ていう。

もうね「違うわ!」と。誰といようと「自分の人生を生きる」と今は思います。

もちろん色々な考え方があります。ただ、わたしは父の生き方がいいなって思った。誰かを頼らないという意味ではないし、人に支えらている部分は絶対にあるんだけど、それでも自分で作っていくんだ、って定まった感じ。

アイデンティティが強烈に確立されました。

あまりに強烈すぎて、他の人をはね返すくらい、なんか無敵になってるんだけど(笑)。

ここで純粋なギモンが。結婚についてたくさん書いているけど、

結婚する予定があるの?

ないよ!


メンタルは弱いんだけど、魂がマッチョになりました。辛いことがあっても、挫けても、自分で選んで作っているんだって。今はその過程なんだって思います。

地に足ついたというか、もはや、めり込みながら、ツルハシもって人生を開拓しています。自分の人生は誰にもゆずらない、みたいな。もともと頑固なんですが、よりいっそう頑固になりました。


父よ。娘はあなたの生き方をみて、魂がマッチョになりました。

ツルハシを持って、自分の人生を切り開いています。

うれしいよね!



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
また次の話でお会いしましょー!


いいなと思ったら応援しよう!

ちゃわん(Kaori Onozaki)|月曜18時更新 よろしければサポートお願いいたします(^^)頂いたサポートは、新しい学びの資金にさせていただきます。