哲学のながれを3つに分けてみる
みなさん「哲学」と聞くと「難しい、堅苦しい」イメージがありませんか?
私はすごくありました。小難しいこと考えてるんでしょう?て思っていました。
哲学は疑問に対して答えをだす純粋な学問です。例えば、なんで空は青いの?なんで人のものを取ってはいけないの?など。
正直考えるのは面倒です。そこに逃げずに向かっていった人たちが哲学者です。だからすごいピュア。
そんな哲学の流れ(歴史)を、3つにざくっっと分けて説明したいと思います。
哲学者は色々なことに疑問をもちます。その対象はひろく、昔の哲学者は、医療、政治、自然、人生などなど興味のあることは何でも考える人たちでした。

これが時代を重ねて、例えば「自然」→「科学」、「人の心」→「心理学」へと独立して行きます。現在ではそれ以外の残ったテーマ「人生」について考えることを哲学と呼んでいるようです。
哲学の流れはつぎの3つ。

①哲学のはじまり。ヒマになったから「世界の真理」を探した古代ギリシャ。
②古代ギリシャが滅亡しローマ帝国が誕生。政治の道具として「キリスト教」が広がり、教会の権力が拡大する。
③教会からの解放をめざしてルネサンスが起きます。自由をえた人々は「自らの生き方」に興味をうつしていきます。
それではもう少し細かくみてみましょう。
1. 世界の真理さがし
古代ギリシャで哲学は始まりました。
その理由はなんと「ヒマ」だったから。

この頃、奴隷制ができて一部の人達はヒマになりました。人間、時間ができると生活に関係ないことを考えはじめます…確かにね!
そして始まったのが世界の真理さがし。「この世界って何でできているんだろう?」純粋な疑問ですね。
想像力の結晶である神話に慣れ親しんでいる人たちです。その発想には目を見張ります。マジですごい。
世界の根源
・火、空気、水、土 ・・・エンペドクレス
・数 ・・・ピタゴラス
・原子 ・・・デモクリトス
原子(!?)
原子というアイデアは古代ギリシャに生まれました。原子は別世界にあって、結合するとこの世界に物質として現れるとか。恐るべし。
この時代の哲学者は、世界の真理さがしをすることこそが人間本来の姿だと考えています。
人のあるべき姿 = 世界の真理をさがす
この「世界の真理さがし」が今の「科学の土台」となっています。
2. 神からの愛を求めて
ここで歴史が変わります。古代ギリシャはローマに滅ぼされローマ帝国に吸収されてしまいます。
そのあと少しして、キリスト教がうまれます。
このキリスト教がローマ帝国の王に支持され急速に広まっていきます。権力を拡大してヨーロッパ中に広がります。

ギリシャ哲学はキリスト教と相性が悪いので、一部を除いて捨て去れらてしまいます。
キリスト教 :世界の真理=神
ギリシャ哲学:世界の真理=この世界にあるもの( 水や火とか)
この頃、哲学者を名乗る人はほとんどいませんでした。キリスト教の教えをより強固にする神学者が活躍します。
ローマ帝国が滅んだ後も教会の力は衰えず、どんどん拡大していきます。
大きすぎる権力は腐敗をうみます。そして教会への不信がつのり革命に向かっていきます。
3. 教会からの解放と自由!
歴史は「繁栄」そして「衰退」を繰り返します。栄えた教会も衰退します。これまで神を称えよで押さえ付けられた人たちが革命を起こしました。

ここでちょっと問題が。教会からの押さえつけがあまりにも長く、解放された後もどうしていいか分からなくなってしまいます。
明日も仕事じゃんと思っていたら、実は休日でどうしたらいいか分からなくなるのに似てますね。スケールは違えど自由は迷いを生むものです。うん。
ここでギリシャ哲学がまさかの復活を果たします。神にしばられていない自由な発想。「古代ギリシャを参考にしよう!」だいぶざっくりですが、これがルネサンス。
世界の真理さがしが復活し、哲学から科学として独立します。
そして哲学者の興味は「自由のなかでどう生きるか」になっていきます。
自由をえたと同時に、産業革命もすすみ豊かになりました。社会は大きくなりました。
一方でわたしたちの興味は内側に向きます。大きな社会の中で一個人が小さく思えてしまうから。
「自由のなかで個人の幸せ」を追求し始めます。
日本でも、アドラーの心理学が受けれらています。人と関わり合いながら、自分の幸せをさがす。時代の流れの一部のようにも感じられます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
好きな話題だと鼻息が荒くなってしまいます。
大丈夫だったかな。
哲学って社会と密接に関わっていますね。ルネサンスでのギリシャ哲学復活は胸あつでした。
歴史を大きく見ると分かるのが、社会は大きくなる一方で、興味は個人へと小さくなったことです。面白い。
社会 : 町 → 世界
興味 : 世界 → 個人
これからさらに世界は広がっていきます。私たちの興味はどこに向かうのかな。より内側?
科学の歴史をしるために哲学を学びました。予想以上に面白かったです。
今回は削りに削って書いたので、書ききれなかったギリシャ哲学はまた別の記事で書きます。
お読み頂きまして、ありがとうございます。
それではまた次の話でお会いしましょー!
*この記事は「マンガみたいにすらすら読める哲学入門」という本を参考にしました。分かりやすくとても面白いのでぜひ読んでみてください。
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