ケビンの一言いわせて! #37|なぜ女性だけが重罰なのか?
※本記事は地域紙「北信ローカル」(2025年7月11日号)に掲載されたコラムのアーカイブです。山ノ内町の議会は相変わらずです。

山ノ内町議会が女性差別とハラスメントの問題を抱えていることは、もはや否定できません。
先日、ある女性議員に対して町議会史上初となる辞職勧告決議が可決されました。本人はすでに謝罪していたにもかかわらず、史上例のないほどの厳しい処分でした。
当該女性議員の行為は非公開の委員会内の出来事だったのに、議会が公の場に持ち上げてしまいました。
一方で、現在の男性議員たちも問題行動があり、公の場で行われていたにもかかわらず、処分は極めて軽いか不問とされました。
例えば、公の教育政策会議の場で、山本光俊議員と小林克彦議員は重大な規則違反を町民に指摘されました。ところが、当時の湯本晴彦議長と白鳥金次副議長(現議長)による調査は長期にわたり、結果的に小林議員は非公開の委員会で謝罪、「議会だより」の末尾に簡単な記載があったのみです。
また、長年にわたり町職員へのハラスメントを行うベテラン男性議員もいます。その言動に基づいて、議会は特別なハラスメント防止規則を制定せざるを得ませんでした。
さらに、今回の女性議員の弁明では、女性議員は、山本光俊議員や髙田佳久議員による会議中の怒鳴るような言動について言及し、自身への処分の不公平さを訴えました。その後、複数の関係者から、こうした言動はハラスメントと受け取られ得るとの声も上がっています。
日本社会では近年、ジェンダー平等への意識が高まりつつありますが、町議会の対応はその流れに逆行しています。
「辞職勧告」が出されるべきだったのは、本当にその女性議員だけだったのでしょうか。
議会は住民の代表であるべきなのに、今回のダブルスタンダードは町民の信頼を大きく揺るがしています。
今の議会は政治的な演出ばかりで、町の発展よりも足を引っ張ることに熱心なように見えます。実際に議会を傍聴すれば、そう感じざるを得ません。分断を招く行為ばかりが目立ち、これでは建設的な議論など到底望めません。
町民はこれから、議員に対して建設的で責任ある姿勢を強く求めていくべきです。今の議会の姿勢は、町民を軽視していると受け取られても仕方ありません。山ノ内町には、互いの意見を尊重し、真に町の未来を語り合える議会こそが必要です。
