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感情をコントロールすることは、思っていたより難しい





◆はじめに



子どもの頃の私は、大人になれば感情を上手にコントロールできるようになるものだと思っていました。


腹が立っても冷静に対応できる。


嫌なことがあっても落ち込まない。


うれしいことがあっても舞い上がらない。


そんな大人になれるのだと、どこかで思っていました。


でも、実際に大人になってみると、その考えは少し違っていました。


今日は、感情をコントロールすることの難しさについて書いてみようと思います。



◆感情は、年齢と一緒には成長しなかった



年齢を重ねると、経験は増えます。


仕事も覚えます。


お金の使い方も少しずつ分かってきます。


人との距離感も、以前より上手に取れるようになります。


しかし、それとは別に、感情は思うように成長してくれません。


カッとなることがあります。


気分が乗らず、何もしたくない日もあります。


少し褒められると調子に乗ってしまうこともあります。


失敗すれば必要以上に落ち込むこともあります。


「まだこんなことで感情が揺れるのか。」


そう思うことが、今でもあります。



◆頭では分かっていても、心は別だった



冷静になって考えれば、大したことではない。


そんな出来事でも、その瞬間は感情が先に動いてしまいます。


「言わなければよかった。」


「もう少し落ち着いて考えればよかった。」


後から反省することも少なくありません。


頭では理解していても、心はその通りに動いてくれない。


人間とは、そんなものなのかもしれません。


だからこそ、感情をコントロールすることは難しいのでしょう。



◆感情を消すことはできない



以前の私は、「感情をなくさなければ」と思っていました。


怒らないようにしよう。


落ち込まないようにしよう。


期待しないようにしよう。


そう考えていました。


でも、それは無理なことでした。


怒りも悲しみも喜びも、人間が持っている自然な感情です。


感情そのものを消そうとすると、うれしい気持ちまで小さくなってしまいます。


だから最近は、感情をなくすのではなく、「どう付き合うか」を考えるようになりました。



◆少し距離を置くだけでも違う



怒りを感じたら、すぐに言葉にしない。


落ち込んだ日は、無理に元気になろうとしない。


うれしい時も、一度深呼吸してから行動する。


そんな小さな工夫をするだけで、感情に振り回される時間は少し短くなります。


もちろん、毎回うまくできるわけではありません。


失敗する日もあります。


それでも、「以前より少し落ち着いて考えられた」と思える日が増えてきました。


その積み重ねは、自分にとって小さな成長だと感じています。



◆感情も、その日の体調に左右される



最近になって気づいたことがあります。


感情は、心だけでなく身体の状態にも影響されるということです。


睡眠不足の日。


疲れがたまっている日。


お腹が空いている日。


そんな日は、普段なら気にならないことでもイライラしやすくなります。


逆に、よく眠れた日や身体を動かした日は、不思議と気持ちも落ち着いています。


だから今は、感情だけを何とかしようとするのではなく、生活そのものを整えることも大切にしています。



◆完璧な人を目指さなくなった



昔は、「感情をコントロールできる人」が理想だと思っていました。


でも今は違います。


感情があることは悪いことではありません。


大切なのは、その感情に飲み込まれ続けないこと。


怒ってしまう日があってもいい。


だらけてしまう休日があってもいい。


うれしくて舞い上がる日があってもいい。


そのあと、自分で少しずつ元の場所に戻ってこられるなら、それで十分なのではないかと思うようになりました。



◆おわりに



感情をコントロールすることは、思っていたより難しいものです。


大人になったからといって、心が急に完成するわけではありません。


今でも私は、感情に振り回されることがあります。


カッとなることもあれば、何もやる気が出ない日もあります。


それでも昔より少しだけ変わったことがあります。


感情を責めるのではなく、受け止められるようになったことです。


完璧にコントロールできる人になることよりも、自分の感情とうまく付き合える人になりたい。


そのために、今日も少しずつ自分の心と向き合いながら歩いていこうと思います。



ここまで、この記事を読んでいただきありがとうございます🙇

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