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小説「傲慢と善良」を読んで

文庫で483ページの大ボリューム。
しかも100ページくらいまでは盛り上がりに欠ける。
でもそこからはやめられないとまらない
辻村深月は人間のいやらしさを解説するのが
うますぎるよね(誉め言葉
オススメ度は★★★★


あらすじ

30代の坂庭真実が突然失踪した。婚約者である西澤架の元に残されていたのは、ストーカーの影。 架は彼女を救うため、真実の過去を探る旅に出る。
真実の地元である群馬へ向かい、彼女の親、友人、お見合い相手、そして結婚相談所の仲人に話を聞いていく架。しかし、そこで浮かび上がってきたのは、彼が知っていた「善良」な真実の姿とは全く異なる、一人の女性の人生だった。
なぜ彼女は消えたのか。ストーカーの正体とは。 調査を進めるうちに、架自身もまた、無意識に抱えていた自身の「傲慢」と向き合うことになる。

大きな契約において自分の希望条件を全て満たせるとは限らない
個人間の結婚、会社間の取引、国家間の和平交渉
よほどのバワー差が無ければ条件面の調整が必要になる

人生最大の契約である結婚に際して、人の本性はあぶりだされていく

ここで自分の条件に自覚的であれば、調整が可能だろう
しかし「傲慢」さによる条件、「善良」さによる条件、いずれも自覚は難しい
自分の条件に無自覚であると、
うまくおりあいをつけれず妥協や契約不成立が発生する

良い条件で結婚したいと誰もが願い、それゆえに苦しんでいく


興味がわいた人は是非この小説を手にとってみてほしい


辻村深月 著

楽天books


結婚のあれやこれやは以下の漫画でも扱っていておもしろかったよ

※ ある程度無料で読めるはず 2026/05/17

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