「正常と非正常の境界線で生きている私たちへ」
※精神疾患についての記述があります
今日もあなたに太陽をみた。
ずっと見ようか迷っていたけど、見てよかったと思えた作品。
心の病気はなかなか理解されなくて、些細な一言でもその人を追い込んでしまう。
双極性障害、うつ病、パニック障害、境界性パーソナリティ障害。
さまざまな病気について丁寧に描かれていて、
心の病気を持っていない人にも分かりやすいドラマだなと思った。
心の病気はなかなか理解されなくて、
辛い、しんどいと思うことばかりだったけど、この作品を見てたくさん救われた部分があった。
頑張っている医者や看護師さん、そして闘病者たちの姿が、とても丁寧に描かれていた。
大丈夫じゃないのに、大丈夫と言ってしまう人。
心の中はしんどいのに。辛いのに。
だけど、きっと一人でも誰かが寄り添ってくれたら、どれだけ救われるだろう。
誰かが気にかけてくれたら、その人はすごく救われると思う。
体じゃなくて精神の病だから、処方された薬を眺めても自分のことが分からなくて、うまく折り合いもつけられない。
動けなくて、情けない自分。
体じゃなくて心の病気だから、人になんて言ったらいいのか、休んでいていいのか、周りに迷惑をかけているんじゃないか。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
でも、助けてって言っていいし、心の病気も体の病気と同じくらいしんどいものなんだと思う。
偏見や差別が、まだまだある。
もっと寄り添って、理解し合えたら、優しい世界になる気がする。
助けてって言ったら、手を差し伸ばしてくれる人もいる。
話を聞いてくれる人もいる。
心の病気は体の病気と違って、毎日感情が違って、
すぐ怒ったり、泣いてしまったりする。
治療も時間がかかる。
「不思議ね。
人間って、自分の傷より、他人の傷のほうがよく見える。
自分の傷はよく見えないから病院に頼る。
内臓が悪いときは内科。
鼻や喉の場合は耳鼻咽喉科。
心の場合は精神科。」
それくらいの気持ちで行けたらいいんだと思う。
怖いところじゃない。
助けてくれるところ。話を聞いてくれるところ。
手を差し伸ばしてくれるところ。
私たちは皆、正常と非正常の境界線上で生きている。
「精神疾患がなによ。何も悪いことしてないのに、
小さくなっちゃダメ。」
人間は支え合って生きているものだから。
心の病気も、体の病気と同じように辛くて、しんどい。
そういうことが、この作品を通して伝わったらいいなと思えました。
