【詩のようなもの】 dive to the forest 《3つのお題に空想のひらめきを第39回》

あの巨人たちの
正体は
大体が
もとは人間だった
成れの果てだ
魔法のドアをあけて
天を目指したが
月の階段が消える時に
足場を失い
そのまま
深い森に墜ちて
以来
彷徨っている
それが
森の巨人の秘密だ
タネ明かしをすれば
不思議でも
何でもない
見せられた
偽のルートを
本物と信じて
進んじまっただけさ
理由は様々だ
欲
生存
無知
お人好し
あるいは
誰かを救おうとした
とかな
森の最深部は
急勾配と
険しい岩場で
地上から到達するのは
難しい
ワケは知らんが
あんたが
そこで誰かを
見つけたいなら
消える階段から
飛び降りて
巨人たちと
同じルートで
行くしかない
つまり
魔法は
必要ない
この魔法に限っては
反吐が出るほど
タチの悪い
フェイクだからな
要るとしたら
なんとしても
見つけ出して
戻ってくるっつう
覚悟のほうだ
*こちらに参加させていただきました🙇♂️
お題:
魔法のドアをあけて
月の階段が消える時
森の巨人の秘密
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