怪しい宣伝ではありません――改名したら賞が取れました!
こんにちは。若林亜季です。
今日のタイトル、不安になりました?
ごめんなさい。でも本当の話なんです。
メンタルを崩して仕事を辞めたあと、医師に勧められて創作を始めました。2024年の夏のことです。
最初に挑戦したのはWEB小説でした。PVに一喜一憂し、コメントや作者同士のやりとりに疲れる毎日でした。
そのころのペンネームは「家部春」。そう、イエベ春。たまたま目に入ったファッション雑誌から、なんとなく付けた名前でした。
ある日、そのペンネームをコメント欄でいじられました。悪意はなかったと思います。でも当時の私は今よりも弱々なメンタル豆腐で「家部春」が嫌いになってしまいました。
それから他の作家さんのペンネームを調べてみると、私よりずっと個性的なペンネームの方がたくさんいました。そんなとき、WEB小説のエッセイで「改名したら作品が入賞した」という話を読みました。そんなことで変われるならやってみようと決めました。幸いPV数も少なく、影響はないと断言できる位でしたから(泣)
さっそく、子どもたちの名付けに使った姓名判断の本を引っ張り出して、まず良いとされる画数を調べ、その画数に合う漢字を探しました。意味より画数が先という、少し変わった決め方です。
当時は児童文学を書いていたので、明るいイメージの漢字を選びました。本名と少し雰囲気が似ているのも、気に入りました。
そうして生まれたのが「若林亜季」というペンネームです。
その後はジャンルも迷走しました。児童文学から始まり、ライトノベル、ダークファンタジー、SF、ホラーへ。今となっては、この名前から受ける印象とはだいぶ違う作品を書いている気もします。
それでも書き続けました。
そして先月、第2回文コロ短編賞を受賞することができました。
以前立てた目標は「2027年3月までに最終選考に残る作品を書く」ことでした。それを、思ったより早く達成できました。
目標を立てたことが良かったのか。
ペンネームを変えたことが良かったのか。
正直なところ、わかりません。でも、どちらもあの頃の私が踏み出した小さな一歩でした。
その一歩が、思っていたより遠くまで連れて行ってくれたみたいです。
