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進捗状況6

執筆歴は短い。そもそもの素養だって高くない。

だから書いている最中、ほんの些細なことで不安になる。書き上げても、誰も面白いと思ってくれないんじゃないか——そう考えると、指が止まりそうになる。

そんな自分を奮い立たせるために、「2027年3月までに公募の最終選考に残る」という目標を掲げていた。

その目標は、思いがけず早く叶った。文豪コロシアム短編賞での受賞という形で。だから私は、その挑戦の記録をnoteに残すことにした。

次の目標は、自分の文章で収入を得ること。

今の私は、肩書きだけは専業主婦だけれど、実態はほぼ無職だ。家事能力は壊滅的で、衝動買いで家族に迷惑をかける。便利な隠れ蓑を着ているだけの、ほぼニート。害悪と言われても仕方がない。

一生に一度でいい。自分の本を出したい。

そこから得られる賞金や収入は、ほんの少しでもかまわない。自分が書いた文章が誰かに読まれ、その対価としてお金という形に変わる。その事実だけで、きっと十分だ。

ただ、もし叶うのなら。自分の名前、あるいは筆名で出した単著がほしい。

その本から得た収入で、買いたかった本を買う。小説教室に入学する。文学フリマにも行く。そのために必要な最低ラインは、十万円。

正直に言えば、十万円だけなら、アルバイトをして貯めたほうがずっと早い。

それでも私は、その十万円を、自分の書いた文章で手に入れてみたい。「書いたものが評価されて、お金になる」——その道を選びたいのだ。

直木賞作家の今村翔吾先生も、2017年3月のデビューから、5冊を出版した2018年5月まで、公募に挑戦し続けていたという。

それなら、素人の私が——ましてや50歳を越えた私が——収入を得る道は、公募を続けること以外にない。

幸い、時間だけは有り余っている。それを全部、書くことに使えばいい。


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