黒の組織で一番気になるのはジンじゃない
黒い服。
謎だらけの組織。
そしてジン。
出てくるだけで緊張感があった。
でも大人になって見返していて、最近どうしても気になることがある。
この組織、酒好きすぎない?
まずジン。
ウォッカ。
ベルモット。
キャンティ。
コルン。
キール。
バーボン。
ライ。
次から次へと酒が出てくる。
最初はかっこいいと思っていた。
でも途中から気付いた。
これ、新メンバーが入るたびに酒を調べているのだろうか。
組織の会議を想像してみる。
「君のコードネームはジンだ」
「君はウォッカだ」
「君はベルモットだ」
なんだかお酒売り場みたいになってくる。
そして気になる。
もし私が組織に入ったら何になるのだろう。
焼酎なのか。
梅酒なのか。
それとも日本酒なのか。
そういえば日本酒って聞いたことがない気がする。
もしあるなら、
「大吟醸」
とか
「獺祭」
とかになるのだろうか。
急に高級感が出る。
さらに考え始めると止まらない。
コードネームが足りなくなったらどうするのだろう。
世界にはたくさん酒があるとはいえ限界はある。
そのうち
「君はレモンサワーだ」
とか言われ始めるのだろうか。
少し嫌だ。
もちろん黒の組織は怖い。
作中最大の敵である。
でも大人になった今、一番気になるのは組織の目的ではない。
誰が酒の名前を決めているのか、そして酒なのか、である。
