マルチタスクで脳がバグっていた技術職の私が、朝夕の「歩く・走る」で人生を変えた話
自己紹介から初めての記事になります。今回は「仕事×趣味」というテーマで、私の人生を大きく変えたルーティンを一つご紹介したいと思います。
突然ですが、みなさんは1日の終わりに「あ、今自分の脳のメモリが100%になってフリーズしたな」と感じる瞬間はありませんか?
技術職の日常は、常に高い集中力を求められる戦いです。さまざまな課題を同時並行で解決しながら、数多くのサンプルやデータを処理し、それをロジカルな報告書にまとめる。右を向いても左を向いても「頭を使うタスク」ばかりで、私の脳のCPUは常にフル回転していました。
帰宅後、脳がヒートアップして、ショートしていました。
社会人2年目までの私は、その限界寸前の脳をさらに追い詰めるような生活を送っていたのです。
24時間、情報に溺れていた「リセット不能」な日々
私の通勤手段は、往復のバスでした。
本来であれば、朝は脳がすっきりしていて一番仕事に打ち込めるはずの状態です。それなのに、バスの中では無意識にスマホを開き、多量の情報を脳に流し込んでいました。
さらに仕事でクタクタになった帰り道でも、SNSやニュースをダラダラと眺める。疲れた脳に、さらに大量の情報という負荷をかける毎日。
「脳が1秒もリセットできていない」
それが当時の私でした。頭の中は常にノイズでいっぱいで、疲れが取れないまま次の日の朝を迎える。そんな悪循環の中にいました。
転機が訪れたのは、2年目の終わり頃のこと。 マラソン大会に向けた体づくりとして、出勤前後に「歩く・走る」習慣を取り入れたことでした。
ウォーキング・ジョギングが生んだ、予期せぬ「脳の異変」
まずは平日の早朝と、夕方の仕事終わりに「歩く」ことから始めました。スマホをポケットにしまい、ただ前を向いて足を進める。
すると、始めて数日で見事に「脳の異変」に気づきました。あんなにモヤモヤしていた頭が、歩き終わる頃には驚くほどすっきりとリセットされていたのです。
特に、早朝と夕方のウォーキングは、私の仕事とメンタルに全く異なる「2つの劇的な効果」をもたらしてくれました。
① 【早朝】ToDoリストの自動生成と、仕事の効率化
静かな朝の空気の中を歩いていると、不思議と「今日やるべきこと(ToDo)」と、それをこなすためのスケジュールが頭の中で綺麗にパズルみたいに組み上がっていく感覚があります。
これまでは出社してから「さて、何から手をつけよう」と迷っていたのが、歩くことで脳内が整理され、デスクに座った瞬間から迷わずスタートダッシュが切れるようになりました。仕事の効率が、体感的にガツンと上がったのを実感した瞬間です。
② 【夕方】今日できなかったこと、感情のクローズ
夕方、仕事から上がって歩く時間は、最高の「心のデトックス」になりました。
技術職をやっていると、「サンプルやデータが取れなかった。」「ロジカルに資料の説明ができなかった」という悔しさや焦りがどうしても残ります。
しかし、夕方の風に吹かれながら歩いていると、その「できなかったこと」への執着や日中のストレスが、一歩ごとに足元から抜けていくようにリセットされていくのです。家の中に仕事のモヤモヤを持ち込まないための、頼もしい「境界線」になってくれました。
画面の外にこそ、最強のビジネスハックがある
かつての私のように、忙しくて脳が疲れているからこそ、スマホの手軽な情報に逃げてさらに自分を追い込んでいる方は多いかもしれません。
しかし、「ただスマホを置いて、15分外を歩く」。 これだけで、私たちの脳は驚くほど本来のパフォーマンスを取り戻してくれます。
体力もつき一石二鳥以上の効果が、、、
ちなみに、6月に入ってからは日中の暑さや強い日差しを避けるため、意識的に「早朝」と「夕暮れ時」の時間帯を選んで歩く・走るようにしています。
せっかく脳をリセットするための習慣なのに、熱中症になってしまっては元も子もありません。みなさんももし試される際は、ご自身の体調と相談しながら、決して無理のない範囲で取り入れてみてください。
みなさんは、酷使した脳をどうやってリセットしていますか?
