【family】かっぱとおじいさんのおはなし
むかしむかしあるところに
おじいさんとおばあさんがすんでいました。
あるひのこと、おじいさんはやまにしごとにでかけていきました。
おじいさんをみおくったおばあさんは、せんたくをしにいえにもどると
なんと、そこにはかっぱがいるではありませんか。
びっくりしたおばあさんでしたが、ちょうどきゅうりがあったので
かっぱずしをつくってかっぱにあげました。
するとかっぱずしをたべたかっぱのかおが
どんどんおじいさんのようにかわっていきました。
だいすきなおじいさんのようになったかっぱとおばあさんは
たのしくいっしょにかっぱずしをたべました。
そこにやまへいったおじいさんがかえってきました。
おじいさんはしごとにはやくいきすぎてしまったので
いえにもどってきたのです。
ほんもののおじいさんがかえってきたのをみて
にせもののかっぱおじいさんはびっくり。
はずかしくなって
かわにとびこんでかえっていきました。
おじいさんとおばあさんはてをふって
かっぱをみおくりました。
5歳の想像力
上の物語は、5歳のさんちゃんがつくった「かっぱとおじいさんのおはなし」。
最近妖怪ブームのさんちゃんがお風呂の中で「妖怪のお話して~」と言ってきたので「創作ねこむすめ」のお話をしたところ、今度はさんちゃんが「かっぱとおじいさんのおはなし」をしてくれた。
(かっぱずしは、たぶんその直前に歌っていた「かっぱ寿司のうた」の影響によるものと思われる。)
それがあまりにもツボだったので、紙芝居にして間もなく誕生日を迎える夫氏にプレゼントすることにした。
かっぱとおじいさん、おばあさん、山や家の絵はさんちゃんに描いてもらい、細かいところは私が描いた。
サプライズは秘密にできない
夫氏の誕生日までプレゼントは秘密にしておく予定だったが、隠し事ができないさんちゃんは、朝起きてさっそく夫氏に暴露していた。
保育園登園前で読む時間はないことを伝えると、夫氏を観客に自分で紙芝居を読み始めるさんちゃん。
全文ひらがなで書いたので読めないことはないとは思っていたが、途中で「お母さん読んで!」となることなく、わからないところは観客の夫氏に聞きながら最後まで読み切った。
自分で成長する力
アニメも絵本も大好きなさんちゃんだが、まさか自分でここまでストーリーを作れるようになっているとは思わずびっくりした。
起承転結があって、最後はちょっぴり微笑ましい結末だ。
紙芝居を作っている最中にも何度か赤入れがあって、かっぱが恥ずかしくなって帰っていくところなどはきゅんとくる(親バカ)。
親がこれといって何かを教えたわけでもないのに自分でストーリーを考えて言語化し、紙芝居と言う形にアウトプットする力が経った5年で身についていることにとても驚いた。
子どもには自ら成長していく力が備わっていることを教えられ、親にできるのはそれを見守り必要な時にサポートすることくらいなのだなと痛感したのだった。
