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「ノルウェーの森」のあっと驚く新説とは?

「ノルウェーの森」と言えば、ビートルズ。
そして、村上春樹。

ビートルズの「ノルウェーの森」はメロディーが素敵で大好きでしたし、村上春樹さんの本「ノルウェーの森」も何度も読み返すほど気に入りました。
でも、何故タイトルが「ノルウェーの森」なのか?

曲も本も、どちらもピンとこないのです。
ビートルズの歌は、歌詞を調べてもよく分かりませんでした。
「ノルウェーの森」が収録されているCDアルバムに入っている歌詞カードには、このように書かれています。



村上春樹さんが書かれた本「ノルウェーの森」は、主人公の乗る飛行機の中でビートルズの曲「ノルウェーの森」が流れたことをきっかけに、昔のことを思い出します。
本の中で「ノルウェーの森」という言葉が出てくるのは、この冒頭部分だけでした。

最初は『雨の中の庭』という タイトルで書いていたそうですが 、出版直前に、奥様の提案で「ノルウェイの森」に変更 されたという話もあります。
響きや雰囲気が作品に合ったのではないかと。

「ノルウェーの森」という響きには、謎めいた不思議な雰囲気が漂っています。


村上春樹さんは、かつてホームページ上で読者とメールのやりとりをしていたことがあるのですが、そのなかで「ノルウェーの森」のことについて話されています。

曲のタイトルが何故「ノルウェーの森」なのかについての驚きの解答がこちらです。


【読者からの質問】

「ノルウェーの森」のあっと驚く新説とは?

先日、Norwegian Woodのあっと驚く新説についてお問い合わせがありましたよね。どこかのロック雑誌に書いていたあれですか?
最初はKnowing She Would(彼女がやらせてくれるってことは知ってたよ)にしようとしたけど、いちおーアイドルなんだからそれはちょっと……と言われて、じゃあ語呂が似ているNorwegian Woodにしようってことになったという。
個人的にはこの説が一番好きですが、私も歌詞の謎解き名はあまり興味ないです。

【春樹さんの回答】

ずいぶんマイナーな雑誌までチェックしておられるようで、感心してしまいます。たしかにそのとおりです。正確にはもともとの
 "Isn't it good, knowing she would"
(彼女がやらせてくれるのってわかっているのは、素敵だよね)
という歌詞がボツになって、そのまま語呂合わせで"Norwegian Wood"になりましたという説です。

これは僕の出版エージェントの女性が、パーティの席でジョージ・ハリソンから直接聞いたという話です。ほんとかどうかは分かりませんが、すげえおかしい話ですよね。(一部抜粋)





言葉が似ているから"Norwegian Wood"を採用したと考えると、一気に説得力が増して、妙に納得した私でした。

ビートルズの曲「ノルウェーの森」は、言葉から連想するイメージも、メロディーも、タイトルの理由も、全てがちょっと不思議な迷宮のようです。

村上春樹さんの小説「ノルウェーの森」には、広い草原の中に井戸があり、柵も何もないので人が落ちるかもしれないという場面が出てきます。
そんな不思議な景色も「ノルウェーの森」という曲のイメージにぴったり合い、見事なタイトルだなと思いました。


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