一般人が本気でアボカド栽培に挑戦してみた⑩[野菜売り場のちょっとした小ネタ]
そろそろ2年前に植木祭りで購入した接木苗のその後についてご紹介しようかなぁと思いつつ、今回は箸休めという事で小ネタをご紹介します。
一口にアボカドと言っても、様々な品種があり、それぞれ耐寒性や樹形、実の形や色等が微妙に異なっています。
アボカドの水耕栽培を楽しまれている方々は大勢いらっしゃるようですが、そのアボカドの実が一体何という品種でどの様な特徴があるのか、気になりませんか?
実は、スーパーで売られている段階で品種を調べる方法がいくつかあります。
今回は、その方法についてご紹介します。
1、アボカドが入っているダンボール箱の表記を調べる
スーパーでのアボカドの陳列方法は様々ですが、中には輸送に使ったダンボール箱ごと陳列している場合があります。
その側面を見ると、輸出元の国名や品種が表記されている事があります。
大抵の場合、"HASS"と書かれていると思いますが、これは「ハス種」と呼ばれる品種である事を示しています。
なぜ「大抵の場合」なのかというと、防疫面の理由から日本に輸入されるほとんどの実がハス種であるためです(ごく稀に、最近は他の品種も入ってきているようです)。

ハス種は熟したら実の皮が黒っぽく変色するのが特徴で、-2℃の寒さまでなら耐えると言われています。
あまり耐寒性は高くない方なので、本州以北で路地植えしても寒波が来たら冬を越えられない可能性があります。
ただし、スーパーで売られているのは、正確にはハス種の木に成った他品種との雑種(基本的に着果させるには2つの品種をかけ合わせる必要があります)です。
なので、もし耐寒性の高い品種の花粉を受粉していれば、その形質を継いでいる可能性もあります。
2、シールのPLUコードを確認する
では、ダンボール箱から出して陳列されている場合、確認する方法はあるのでしょうか?
実は、アボカドによく貼られている小さなシールに重要な情報が隠されています。
全てのアボカドに貼られている訳ではありませんが、このシールには4桁の数字が記されている事が多く、これは「PLUコード」と呼ばれるものです。

PLUコードとは、国際農産物規格連盟が定めたコードで、作物の品種やサイズ、それに栽培方法ごとにコードが割り振られています。
4桁のものと5桁のものがあるようですが、アボカドの場合は4桁です。
アボカドのPLUコードとその意味を一部挙げてみると、こんな感じになります。
・3080…ピンカートン種、全サイズ
・3509…ジェム種、全サイズ
・4046…ハス種、小サイズ
・4225…ハス種、大サイズ
・4770…ハス種、全サイズ
これを基に、先程の写真のアボカドの品種を調べると、ハス種という事になります。
私たちが目にする機会が最も(というか圧倒的に)多いのは、4046番や4225番、つまりハス種だと思います。
もし、これら以外の数字が貼られたアボカドを見かけたら、日本ではかなり貴重な品種かもしれません!
是非味わって、種も育てて、皆んなに自慢しちゃいましょう(笑)
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