ASANOTE#19 Xはゼロサムゲーム。ゲームデザインの視点で考察する『情報過多クリエイティブ』のバズ
おはようございます!
中卒40代・プロ会社員|マルチクリエイターのケイです。
SNS運用、がんばってますか?
今回は、SNSで最近増えている「情報過多クリエイティブ」について、UX/ゲームデザイナーの私がゲームの設計の視点を織り交ぜてゆるく考察してみました。
情報過多クリエイティブとは?
あなたもXやInstagramで、文字がぎっしり詰まった投稿や、情報が渋滞しているスライド風ポスト、見たことありませんか。
「最低限これだけは見とけ」的なテキストと、どう考えても最低限じゃない情報量の画像がセットのアレです。

ついスクロールを止めて読んで、保存してしまったりするあの画像のことを、私は「情報過多クリエイティブ」と呼んでいます。
なぜこの手の投稿が増えているかというと、答えはシンプル。バズりやすいから。
ただ正直、あの手の投稿に貼られてる画像を保存した人、後でちゃんと読み返すことって、ほとんどないんじゃないでしょうか?
でも、発信者側からするとそれでいいのです。そもそもそこに期待していません。「ポストのエンゲージメントスコア(どれだけ有益な情報か、Xのシステムが採点してる点数)」が上昇した時点で、発信者の目的は達成。勝ちなのです。
故に、情報過多クリエイティブは"純粋に学びを得てもらうことを目的としたコンテンツ"ではなく、「学ばなければという焦り」を刺激し、"学んだ感覚"をエンタメとして提供するコンテンツ(広告)ということ。
私個人的には、正直この考え方はあまり好きではないのですが、SNSマーケティングとして効果があるのは、否定しようがない事実という所ですかね…
アルゴリズムから導かれる正解「わかりにくさ」
Xにおけるポストの価値基準
SNS、特にXのアルゴリズムは、ここ数年で大きく変わりました。
知っている人も多いかと思いますが、旧Twitterを買収した現XのCEOであるイーロン・マスク氏の2024年2月の投稿に、以下のようなものがあります。
𝕏 is the PvP of social media
— Elon Musk (@elonmusk) February 28, 2024
X is the PvP of social media
「XはPvP型のSNSだ」
これはまさに、Xというゲームを端的に表現している言葉です。
PvPという言葉に耳馴染みがない方に説明すると、これは「ゲームの遊び方のルール」の一つで、「Player Vs Player」。
つまり人間同士で戦う対人戦のことを言います。(相手がシステムが操作する敵の場合、Player Vs Environment でPvE)
つまりXは、人対人で争うソーシャルメディアゲームなのです。
これがなぜ、情報過多クリエイティブのバズに繋がっているのか?
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