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しあわせの天秤

しあわせの天秤

自分では自分のことを不幸だとは思わない

ただ
父母の気持ち
ほかの兄弟とは違う選択の人生

比較すると
連れ合いがいない
子供がいない

いい年になっても
親からみれば、わたしは子供で、
わたしは、子供がいないから
いつまでも子供だ
アダルトチルドレン

大人になり切れない子供
責任の持ち方や意識する部分は人それぞれだと思うけれど
わたしは自分を子供だとは思ってはいない

何かを手にいれたら、何かを捨てなければならない
等価交換

結婚当初は、夫の実家へ里帰りしていた
夫も1年目は、わたしの実家へは顔をみせた
そのうち、帰省期間が長くなり、わたしの実家へは行かなくなる
わたしも自分の親に会いたいから帰省しなくなる

自分ひとりの自由ではなくて
お互いに干渉して、すこし角を丸くして、受容しあう関係

そういうものに憧れたけど
わたしの角はかなり固くて、丸くなり難いものであったのだろう

何度かチャンスはあったのに
今度こそは、自分のしあわせを自分で壊さない行動をしよう
心のどこかで決心して向き合う

そのときは確かに、真っ平らなわたしの心が、時間の経過とともに変わる

このしあわせはなんだろう?
重しの分量が互い違いになり、なんでも言葉にして伝えていたのに
いつのまにか、話す言葉を選ぶようになる

行動もすこしずつ変化する

人は当たり前になると
当たり前がずっと、永遠に続くと思うようだ

わたしの気持ちが変われば、相手も気持ちも変わる

それなのに
わたしは、相手の気持ちが変わらないと思っていたようで

そもそも
変化することも受け入れていれば、自分の思うとおりの人生ではないと
ハレーションを起こして
みえない不信ですこしずつ関係を壊すことをしなかっただろうにと思う



声と香りのあいだで、
ひめと静かな日々を綴っています。

啓恵

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