数ある挑戦の中から、なぜ「マラソン」なの?
私が「アタカマ砂漠マラソンにエントリーしました」ということを伝えたところ
アタカマ砂漠の250キロマラソン。エントリー完了してやったぜ!南極マラソンの出場権を獲得するために。まずはここをクリアしまっせ〜〜。応援よろしくです。 pic.twitter.com/Y2z9dBzsoB
— けーふ🦊 (@keifu721) May 15, 2024
ある方から、
「素朴な疑問なんですが、いろんな挑戦がある中でなんで『マラソン』を選択したのですか?私は過去にマラソン大会に出たことがありますが、20キロでリタイアして、全く楽しいと思ったことがないのですが…」
と言われたんですね。なるほど…。似たようなことを言われたことが何度かあったので、超がつくインドア人間だった私が感じる『マラソンの魅力』をお伝えできればと。
そもそも、マラソンどころか散歩すら好きじゃなかった
まず、私が思うマラソンの魅力をよりリアルに伝えるために、大前提として
・私は昔から走るのが好きだったわけじゃない。
ということを知ってて欲しいです。詳しくは書かないけど、基本インドア人間なので、家で漫画やアニメを見たり、昔バンドやってたので、楽器を触ったりするほうが好きなのが本来の私。
そして、その基本は今でも変わってません。じゃあ、そんな私がなぜマラソンという挑戦を続けてるのかを具体的に語ると…
私が思うマラソンの魅力
魅力1:大人になって、あんなに無条件で応援される機会なんて、マラソン大会以外に思いつかない
子供の頃であれば、運動会などのイベント。部活などの試合で応援されることがあったと思います。だけど、大人になってから大勢の人から全力で応援・賞賛してもらえる機会ってあります?
・仕事でいい成績を残して褒められる
まあ、あるでしょう。だけど「無条件に褒めてもらえるか?」というと、ちょっと疑問。例えば上司から褒められるとしても、
「お前、もっと会社(自分の出世)のためにも頑張れよ」
という打算がないとは言い切れない。そして、そのいい成績に嫉妬する同僚だっているかもしれない。何より、褒めてくれる人数も少ないし全力で褒められるってのもまずない。
私の仕事柄
・セミナー講師をして参加者から褒めてもらえる
というのはあります。これも嬉しいことですが「無条件での応援」というのとはちょっと違うし、超有名人ってわけでもないのでセミナー参加者の数は数十人とかまで。
(それでもありがたいことですよ)
だけど、マラソン大会は違う。『マラソン大会に出場して走ってる』。ただそれだけで、速さとか順位とか。そんなの関係なしに、何百人・何千人もの人たちからの
「がんばって〜〜!」「負けるな〜〜!!」
といった
【心からの全力の声援と応援。そして賞賛】
を浴びまくることが出来る。この幸福感を得られる空間って、有名アーティストでもない限り、マラソン大会に出る以外では私には思いつきません。
魅力2:センス不要。年齢を重ねてからでもある程度のレベルまで成長できる
例えば、サッカーや野球といった球技。私は球技全般が苦手な運動音痴なので、40代になってからこれらのスポーツを始めたところで
・チームのお荷物になる
・そもそも、出場メンバーにすら入れてもらえない
という想像しか出来ません。だけど、私が本格的にマラソンを始めたのは44歳になる直前の年。(今から約2年前)
※厳密には、34歳の時に1年だけ頑張った時期があるけど、これは『長く歩く訓練』だったので、カウントしない。機会があればまた記事にします
本格的に走り始めて2年だけど、44歳からの約2年間。コツコツと走り続けた結果として
今年3月に行われた鹿児島マラソンでは、4時間6分という、サブフォーに近い成績を出す
というところまで成長。44歳からスタートしても一端のランナーと言われるくらいの走力を身につけられる。これもサッカーや野球のようなスポーツにはない特別な才能を必要としないマラソンならではの魅力じゃないかと。
(もちろん、オリンピック目指すみたいなレベルは別だろうけど)
魅力3:向き合う相手が常に自分でいられる数少ないスポーツ
あと、マラソンで走るようになって思ったのが、
「大会の順位を気にすることってほぼないよな」
ってこと。一応、全体の中でどのあたりかな〜くらいに考えることはあるけど、順位を見て一喜一憂することはまずありません。
だから、他人の成績も気にならない。気になるのはシンプルで「自分の走りが以前よりも成長できたかどうか?」という一点のみ。
「ライバルは常に過去の自分」
これが体感できるし、過去の自分に負けないように取り組めるのがマラソンの魅力の一つ。
魅力4:良い意味で、自分の積み重ねの結果をダイレクトに見せつけられる
私は独立してチームリーダーとして仕事をしてる側面もあるんですが、仕事って良くも悪くも
・自分の力だけでなんとかなることは少ない
っていう面があります。私の力が足りなくても、チームメンバーの頑張りのおかげで私の力以上の結果が出たり。また、逆のことも起きたり。
それにビジネス環境によっても、そのタイミングで同じ努力量でも得られる結果は全く変わってくるのもビジネスの世界の面白さであり大変さでもあるとこと。
一方でマラソン大会はというと…
天気・コースといった多少の外部要因はあるとはいえ、致命的な影響を受けることはほぼありません。
「自分がしっかりとトレーニングに励んだ先のマラソンはいい結果に」
「自分がサボった先のマラソンは悪い結果に」
と自分のそこまでに積み上げたものがダイレクトに結果に現れます。いい意味で言い訳ができない。人によっては逃げ道がないと考える人もいるかもだけど、私みたいにビジネスの世界で外部環境に振り回されながら頑張ってる人間からすれば
「自分がやることやれば、素直に結果に跳ね返ってくるのってなんて素敵!」
って考えると思うんですよね。実際わたしはそう思ってるし。だから、自分の積み上げをダイレクトに結果で見せてくれるマラソン大会というイベントはすごく魅力的。
魅力5:リスクマネジメント・リカバリー力・メンタルコントロールなどのいい訓練にもなる
最後の魅力ポイントとして、マラソン大会に出たことがある人なら分かってくれると思うんだけど
「マラソンって意外と走る力以外のことが強く求められる世界なんだな〜」
ってことに気付かされます。例えば、マラソン大会って当然ながら天候でいろいろ影響される。気温の問題。天気の問題。風の問題。
致命的ではないとさっき書いたけど、この辺の外部要因に対する対策をサボると本番で痛い目にあってしまう。なので、予想される気温や天気によっての対策を考えたり
「もし、急に膝が痛くなってきたらどうするか?」
「塩分補給のペース配分を間違えて、体が動かなくなったらどうする?」
みたいなことをあらかじめ想定して考えてるのと考えてないのとでは、いざトラブルが起きた時の心構えが全然変わる。
また、実際にそれでも想定外のことが起きた時に
「ここからどうリカバリーをしていくか?」
「最初の目標タイムの達成はもう絶望的。だったら、第二目標に切り替えてその達成のためのリカバリープランをどうするか?」
とかを、『本番中に走りながら』計算をしていったりする。そして、エネルギーが切れて体が動かなくなると、どんどんネガティブな思考に陥るのも体の仕組み上仕方ないので
「弱気の心が出た時にどう立ち向かうか?」
をリアルタイムでクリアしていかないといけないのも醍醐味の一つ。意外とといったらマラソンランナーに失礼かもですが、以前の自分は全く想定してなかった
「あ・・・マラソンってクレバーさ(賢さ)が求められる競技でもあるんだな」
ってのも、ビジネスをやってる私からすればいい訓練の場にもなってすごく学びの経験をもらえる。これも私にとっての魅力の一つ。
まとめ
魅力1:大人になって、あんなに無条件で応援される機会なんて、マラソン大会以外に思いつかない
魅力2:センス不要。年齢を重ねてからでもある程度のレベルまで成長できる
魅力3:向き合う相手が常に自分でいられる数少ないスポーツ
魅力4:良い意味で、自分の積み重ねの結果をダイレクトに見せつけられる
魅力5:リスクマネジメント・リカバリー力・メンタルコントロールなどのいい訓練にもなる
以上、この5つがもともとインドアで走ることになんの興味もなかった私が44歳からスタートしても感じているマラソンの魅力でした。
本当は、この前提を書いた上で
「アタカマ砂漠マラソンなどの、アドベンチャーマラソンの魅力はこれだよ」
ってのを書こうと思ったんだけど、長くなったので今回はここまで。また、別記事で続きは書こうと思います。
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