答えは、ずっと前から知っていた。「歩いて帰ろう」
最近、自分の生き方について考える時間が増えました。
以前の自分は、何事にも全力でした。
仕事では責任を持つ。 もっと良くできないか考える。 期待に応えようとする。
それ自体は、自分の強みだったと思います。
でも、いつの間にか「頑張ること」が当たり前になり、気づかないうちに自分の限界を超えていました。
「もっとできるはず」 「もっとやらなければ」
そんな思考が続いて、自分自身の余白がなくなっていたのだと思います。
休養する中で、自分の働き方や考え方を振り返りました。
そして、ひとつの答えにたどり着きました。
100%の力を出し続ける必要はない。
大切なのは、長く続けられる力加減を見つけること。
自分の場合は、
「トータルで50%」
という考え方でした。
手を抜くという意味ではありません。
必要な場所で力を使うために、普段は余白を残す。
走り続けるのではなく、自分の歩幅を取り戻す。
そんな感覚です。
そこで思い出した曲があります。
斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」。
昔から好きだった曲でした。
でも、なぜ好きなのか、本当の意味では分かっていなかった気がします。
いや、忘れてしまっていました。
急がなくていい。
周りと競わなくていい。
自分のペースで進めばいい。
この曲が伝えてくれていたことは、ずっと前から自分が求めていた生き方だったのかもしれません。
人は、答えを新しく見つけるだけではないのだと思います。
昔から好きだったもの。 昔から惹かれていたもの。
そこに、自分自身の本質が隠れていることがあります。
自分の場合、それが音楽でした。
考えすぎる自分。 真面目すぎる自分。 頑張りすぎる自分。
そんな自分に必要だったのは、さらに努力することではなく、
少し力を抜いて、 少し遠回りして、 自分の歩幅で進むことでした。
これからは、必要な時は走ります。
でも、普段は歩いていきます。
焦らず、自分らしく。
「歩いて帰ろう」
その言葉を、これからは以前より大切にしていきたいと思います。
