理解してないんじゃなくて、理解の仕方が違う――2歳児の話
ある朝、2歳の女の子。
玄関で保護者の足から離れられず、
なかなか中に入れなかったそうです。
「どうしたんだろう?」
そんなふうに感じる場面かもしれません。
でもこの姿、
「困らせている」のではなくて――
ただ、
「安心したい」だけなんです。
2歳の子どもにとって、朝の別れはとても大きな出来事。
大好きな人と離れる不安を、まだうまく言葉にできません。
だからこそ、足にしがみつく。
離れないことで、自分の気持ちを伝えているんです。
こんな時は、無理に引き離すよりも、
「大丈夫だよ」とギュッと抱きしめてもらうこと。
それだけで、子どもの心は少しずつ落ち着いていきます🍀
私たち大人は、つい「言葉」で理解しようとします。
「もうすぐお迎えくるよ」
「お仕事行ってくるだけだよ」
そう説明すれば、わかってくれるはず。
そう思ってしまいます。
でも――
2歳の子どもは、言葉や理屈ではなく、
“今の気持ち”で世界を感じています。
つまり、理解していないのではなくて、
理解の仕方が違うんです。
頭ではなく、心で感じている。
だからこそ、不安なときは不安のまま、
安心したいときは、その気持ちのまま動きます。
大人から見ると「どうして?」と思う行動も、
子どもにとっては、とても自然なこと。
この“ズレ”に気づけたとき、
関わり方は少し変わっていきます。
「わかってるでしょ?」ではなく、
「今、どんな気持ちかな?」と考えてみる。
それだけで、子どもとのやり取りは
ぐっとやわらかくなっていきます🍀
理解していないんじゃない。
ただ、理解の仕方が違うだけ。
その違いに、そっと寄り添えたらいいですね。
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