2章⑤イジメられっ子とイジメっ子
私は小・中学生時代、勉強・
運動・習い事に忙しく、子供
ながらにストレス・不満足感・
イライラを感じて過ごしてた。
そのストレスのはけ口をどこ
か・誰かに発散したくて探し
ていたのだと思う。
小・中学校は同じ地域の公立
学校なので、クラスでの女子
特有の陰湿なイジメ(集団で誰
かを無視する)に加担した。

そのターゲットが飽きれば
ドンドン変わり、ヤラなきゃ
私もヤラれる側になる。
逆に私も親友だと思ってた
女子たちに完全に無視され、
徹底的にイジめられる側の
被害者になった経験もある。
女子特有の”仲良しごっこ”に
疲れてしまい、上辺だけの友
達つき合いは面倒臭く感じ、
表裏のある人間をだんだん
信頼できなくなっていた。
イジメられてても「私の番が
来たか…」と諦念していて、
ある意味面倒な”友達縛り”が
なくなって、誰にも拘束され
ず自由で、思ったより孤独で
辛くもないし、慣れると氣分
が楽だった。
イジメ側・イジメられる側、
どちらになっても私の氣分は
全く晴れず、本音や本心を
出せないクラスメートとの
関係はあまり良くなかった。
結局小中学校では、私が心底
信じられる親友と呼べる友人
は出来なかった。

でも小学校3年(8歳)から始めた
バスケットボールでは、スポ
ーツの楽しさと集団で一緒に
目標に向かい、達成感をシェ
アする楽しみ・やり甲斐を存
分に味わえて、いいストレス
発散になった。
チビッ子の私は脚力が武器な
ので、中学生になってからは
傾斜のある近所の神社の裏山
で走り込みをして、一人で黙
々と自主トレして心臓&肺と、
脚の筋力をつけた。
ボール投げも得意で腕力があっ
たので、3ポイントシュートも、
朝学校の授業前に友達と上手く
なるまで、飽きるほど練習した。
自分の影の努力がチームの勝利
に繋がり、”自分に負けない心”
をバスケ部を通してカラダだけ
でなく、メンタル面を養えた。
バスケ部を通じて気持ちが通じ
合える、仲良しの仲間が出来た
のも凄く嬉しかった。

それでも何となく家でも学校
でも、本当に私が真に心を許
せる人はいないと言う感覚が
残ってる。
いつも何となくドコにいても
誰といても孤独感・満たされ
なさを当時、感じながら自我
が形成されて行った。
父母は厳しくも優しく、勉強
も運動も出来る「イイ子」で
いれば家の中の居場所がある
と感じられたし、曾祖母と
祖父母はいつも私に優しかった。
メガネがずっと嫌だったので、
中学生になったら母が、バスケ
をするのにコンタクトレンズを
すぐに買ってくれたのは、とて
もありがたいサポートだった。

私達3姉妹の成長を、あたたか
く家族が見守ってくれていたの
で今もとても感謝している。
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