ロックフェラー朝は世界情勢の一歩先を行く?
odysee Kla.TV - English 2024年01月21日より。
ハイライト:
トーマス・レーパーの著書『インサイド・コロナ』でロックフェラーの歴史と世界的ネットワークに言及
石油独占
大財界とのつながり
エリートクラブやシンクタンクの創設
2010年のシナリオ、COVIDパンデミックに酷似
「ID2020」に出資、2030年までに全員にグローバルIDの構想
「適切な危機だけで、各国は新世界秩序を受け入れるだろう」
「ロックフェラーは間違いなく世界で最も有名な名前の一つである。ロックフェラー家の富については数え切れないほどの噂があるが、一つだけ確かなことは、ロックフェラー家の富に関する公式な推定は、全く以て低すぎるということだ。
初期の頃から、ロックフェラー家は「世界の危機を利用する」という才能を発揮してきた。彼らは大財界の最も重要なファミリーと関係を保っている。例えば、強力な金融グループであるブラックロックや、この世界で影響力のある他の人物たち――ヘンリー・キッシンジャー、ビル・ゲイツ、ジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェット、テッド・ターナー、マイケル・ブルームバーグなどは、このトップクラスのリストのほんの一例である。」
本日のKLAドキュメンタリーは、ロックフェラー朝の世界的ネットワークの背景を明らかにするものです。この番組を人々に広めるために、ぜひご協力下さい。
《ナレーター》「ロックフェラーは間違いなく世界で最も有名な名前の一つである。ロックフェラー家の富については数え切れないほどの噂があるが、一つだけ確かなことは、ロックフェラー家の富に関する公式な推定は、全く以て低すぎるということだ。」
《アナウンサー》これは、書籍『インサイド・コロナ』に記されたロックフェラー財団の章の冒頭です。著者のトーマス・レーパーは、ロックフェラー財団が今日でも世界の出来事に大きな影響力を持っていることを書き表しています。
現在、主要メディアがロックフェラーについて殆ど報道しなくなったとしても、政治、民間公益団体(NGO)、メディアに対する彼らの影響力を過小評価すべきではありません。
Kla.tvはレーパーの調査をまとめ、ロックフェラー朝の歴史と世界的ネットワークについて独自の調査を加えました。
《セクション》ロックフェラー家の富は現在、どれほど膨大なのか?
《ナレーター》19世紀、ロックフェラー朝の創始者であるジョン・デイヴィソン・ロックフェラー・シニアは、20世紀初頭に石油独占会社であるスタンダード・オイル社を設立した。彼は史上最高の富豪の一人として知られ、約9億ドルの資産を築いて引退した。これは現在の3000億ドルに相当する。
現在、公式メディアの報道によれば、一族は世界で最も裕福な一族600人の中にさえ入っていない。100年間で資産を増やすどころか、その富は減少の一途をたどっていると言われている。しかし、どうしてそんなことが可能なのだろうか?
レーパーは著書でこのように書いている。「一族の資産を正しく見積もることは非常に難しい。なぜなら、彼らは資産を偽装することに長けているからだ。」
《セクション》米国の有力企業家ジョン・D・ロックフェラーの子孫は、マネーの扱い方を知らなかったのだろうか?
《ナレーター》ジョン・D・ロックフェラー・シニアの孫であるデビッド・ロックフェラーは、ロックフェラー家の中で最も有名で、最も重要な人物だろう。2017年に亡くなるまで、彼は一族の権力継承を統括し、国際政治に絶大な影響力を持っていた。一族の権力を縮小させるのではなく、巧みに拡大させたと推測できる。
ロスチャイルド一族とともに世界的なバンカーと目された。1960年にはチェース・マンハッタン銀行の取締役となり、チェースは70年代半ばに世界第3位の銀行となった。2000年、デビッド・ロックフェラーが支配するチェース・マンハッタン銀行とモルガン家の銀行が融合し、今日のJPモルガン・チェース銀行が誕生した。アメリカ最大の銀行であり、ビジネス誌『フォーブス』によれば、2022年には株式市場に上場している企業の中で4番目に大きな企業となる。ロックフェラー家とモルガン家は、20世紀初頭からずっとつながっている。
要するに、ロックフェラー家は大財界の最も重要なファミリーと関係を保っているのだ。たとえば、最強の金融グループであるブラックロック。ブラックロックは世界最大の資産運用会社で、2022年1月現在、10兆ドルを運用している。つながりの一例として、デビッド・ロックフェラーは、2016年にラリー・フィンクを讃える昼食会を主催した。ラリー・フィンクはブラックロックの創業者であり、会長兼CEOである。当時の『ニューヨーク・ポスト』紙が書いているように、この祝賀会には大財界の他の重要な友人たちも参加していた。これを見るだけでも、ジョン・D・ロックフェラーの子孫は優れた金融スキルを持っているだけでなく、最も有力で評判の高い資産運用会社ともコネクションを持っていることがわかる。
《セクション》ロックフェラー家はどうやって富を手に入れたのか?
《アナウンサー》もともとロックフェラー家はロックフェルドと呼ばれるドイツの集落の出身で、その地域は現在、ラインラント=プファルツ州のノイヴィート地区に属しています。一族は18世紀にアメリカに移住しました。
彼らが知られるようになったのは、19世紀に石油帝国スタンダード・オイル社を築いた企業家ジョン・D・ロックフェラーとその弟ウィリアムを通してです。
スタンダード・オイル社は20世紀初頭にアメリカで石油を独占しました。ロックフェラーは石油価格を自由に決め、金と権力を蓄えることができたのです。そのため、大統領候補セオドア・ルーズベルトは、当選したらロックフェラーの独占に反対することを約束しました。
1911年5月15日、連邦最高裁判所はスタンダード・オイル社に会社分割を命じ、株価は大幅に下落。スタンダード・オイル社は34の小会社に分割されました。ロックフェラーは、株価の回復を見込んで、各会社の株式パッケージを購入しています。後に株価が再び上昇した際、控えめに見積もっても2億ドルの利益を得ており、これは1901年当時の数字なので現在の価値に換算すると約73億ドルに相当します。今日のアメリカの石油会社の殆どは、スタンダード・オイルの分離から生まれたものです。
NTVなどが2016年に報じたように、ロックフェラー財団は気候変動の脅威から化石燃料への投資を停止しました。しかし、レーパーによれば、大規模な株式分離の証拠はないということです。一つ確かなことは、ロックフェラー家が権力をさらに拡大し富をさらに蓄積するために、会社の解体を行ったということです。
《セクション》ロックフェラー家の戦略とは?
《アナウンサー》ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は、1970年代のデビッド・ロックフェラーの世界戦略を次のように要約しています。
《ナレーター》石油を支配すれば、国家を支配できる。食料を支配すれば、国民を支配できる。マネーを支配すれば、世界を支配できる。
《アナウンサー》ロックフェラー朝は、以前から世界の危機を利用する才能を発揮していました。
例えば、ロックフェラー家は、石油危機に支配された1970年代の世界経済危機から大きな利益を得ています。それによって権力と影響力を拡大することができたのです。
1971年まで、ドルは金の裏付けのある通貨でしたから、影響力がありました。1971年、当時のリチャード・ニクソン大統領はドルの金本位制を廃止し、不換紙幣としても知られる今日の金融システムが誕生しました。ドルを基軸とするアメリカの支配力を維持するため、当時のキッシンジャー国務長官はロックフェラー家の影響の下に、サウジアラビアといわゆるペトロ(OPECドル)を交渉しました。これにより石油は、ほぼ世界市場でドル建てでしか売れなくなったのです。
それ以来、石油の輸入代金を支払うために、世界は大量のドルを買わざるを得なくなりました。何十年もの間、世界中で石油が必要とされていたのですから。これによってドル通貨が強化され、アメリカの影響力が非常に強まっただけでなく、ロックフェラーの石油会社や銀行会社のネットワークもまた結果として巨大企業となり、並外れた影響力と権力を獲得しました。
《セクション》ロックフェラー家はなぜ世界史の一歩先を行くことができるのか?
《ナレーター》ロックフェラー家は、いわゆる慈善活動アドバイザーだけでなく、地球上の権力者たちとも関係を保っている。例をあげれば、ヘンリー・キッシンジャー、ビル・ゲイツ、ジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェット、テッド・ターナー、マイケル・ブルームバーグなど。
さらに、彼らは様々なエリートクラブやシンクタンクの創設者であり、メンバーでもあった。例えば、デビッド・ロックフェラーは1973年、北米、西ヨーロッパ、日本のエリートたちの間で意見交換を行うシンクタンク、三極委員会を設立した。
ロックフェラー家は、世界で最も強力なシンクタンクの一つとされるCFR(外交問題評議会)とも関係がある。ロックフェラー家の何人かはCFRのメンバーであったし、現在所属中のメンバーもいる。CFRのウェブサイトによると、石油会社のエクソンモービルやシェブロン、銀行のJPモルガン・チェースなどがCFRの最も重要な支持者である。
ロックフェラー家は、財団法人「1001ネイチャー・トラスト」のメンバーとしても知られている。これは世界自然保護基金(WWF)を統括している。ゴッドフリー・ロックフェラーは、WWFの長年の理事であり創設者でもあった。
ロックフェラー家は世界情勢において特別な立場にある。それは、重要な国際関係の構築と維持を通してだけでなく、金融業界の様々なエリート一族との結婚を通して、実現されている。
《セクション》ロックフェラー財団は今日、どのような意義を持っているのだろうか?
《アナウンサー》ロックフェラー財団の世界的な影響力は、コロナウィルスの大流行時にかつてないほど大きかったことが証明されました。
情報元を動画の最後に示しますが、そこにあるように、ロックフェラー財団は2010年、既に4つの将来シナリオを記した50ページの文書に取り組んでいました。そのうちの一つがロックステップ(Lockstep)と呼ばれるパンデミックのシナリオで、COVID-19のパンデミックに酷似しています。
このシナリオでは、権威主義的な政府が厳格な管理を行う世界を想定しており、市民社会の権利と活動を抑制するために、国境閉鎖、経済封鎖、バイオメトリック・パスポートや接触者追跡のような最先端技術などが展開されています。
《セクション》ロックフェラー財団のような重要団体が、恐怖を誘発するパンデミックを何年も前から計画していたということなのだろうか?
《ナレーター》この疑問には結論は出せない。
しかし、COVID-19に関連する興味深い事実は、ロックフェラー財団が1916年にジョンズ・ホプキンス衛生公衆衛生学校の設立に資金を提供したことである。201イベントを共催し、COVIDによる死亡と感染に関する日々のデータを世界のメディアに提供した機関である。
2017年、ロックフェラー財団はID2020の立ち上げ資金も提供した。これは、2030年までに全ての地球市民にグローバルに読み取り可能なバイオメトリクスIDを提供する構想である。
このプロジェクトのパートナーは、マイクロソフト、GAVIアライアンス(世界ワクチン予防接種同盟)、アクセンチュア。アクセンチュアは、ビジネス・戦略コンサルティングの分野で世界最大級のサービス・プロバイダーであり、特に世界経済フォーラム(略称WEF)との協力関係で知られている。
《セクション》ロックフェラー朝はその戦略で何を達成しようとしているのか?
《アナウンサー》デビッド・ロックフェラーは、1991年にドイツのバーデンバーデンで開かれたビルダーバーグ会議で、彼の一族帝国のおそらく最も重要な目標を明らかにしました。
《ナレーター》 「私たちは世界的な変革の瀬戸際にいる。必要なのは適切な危機だけで、各国は新世界秩序を受け入れるだろう。」
《アナウンサー》 レーパーの記述はこの発言を裏付けるものであり、ロックフェラー財団が世界的な権力を手放すことなく、今日でも世界の出来事に影響を与えていることを示しています。
だからこそ、全ての世界的な危機において、誰が実際に利益を得ているのか、資金はどこに流れているのか、流れてきたのかを調査することが重要なのです。
