親が学ぶと子どもを守れるシリーズ#0
はじめに
私は、重度の知的障害を伴う希少疾患のある息子を育てる母です。
子どもたちは言葉で自分の気持ちや意思を伝えることが難しく、これまで、学校のこと、進路のこと、生活のこと、将来のこと、本当にたくさんの場面で「選ぶ」ことに向き合ってきました。
気がつけば、私はずっと考えていました。
情報を探しては、
どう我が子に当てはめたらいいのか?
この子はどうしたいんだろう。
私はどうしたいんだろう。
この選択でよかったんだろうか。
学校にすすめられて決めたこと、
みんながそうしているから選んだこと、
よく分からないまま決めたこと。
振り返ると
今振り返ると、もう少し知っていたら、もう少し考えていたら、違う選択もあったかもしれない、と思うこともあります。
でもそのときの私は、毎日の生活で精一杯で、ゆっくり考える余裕もありませんでした。
誰に聞いたらいいのかも分からず、手探りの中で、そのときできる選択をしてきました。
そんな経験の中で、強く思うようになったことがあります。
それは、
「親が学ぶと、子どもを守れる」
ということです。
制度のこと、福祉サービスのこと、学校のこと、進路のこと。
知らなかったことで遠回りをしたり、困ったりした経験が、私にはたくさんあります。
でも逆に、知ったことで選べるようになったこともたくさんありました。
そして何より、知ることで「私はどうしたいのか」を考えられるようになりました。
このnoteでは、
障害のある子どもを育てる中で考えてきたこと、
支援の中で感じてきたこと、
進路や制度のこと、
そして、親としての気持ちのことを、書いていこうと思っています。
正解を書けるわけではありません。
でも、知らなかったことで困る人が少しでも減ってほしい。
ひとりで悩む親が少しでも減ってほしい。
そして、子どもも親も、納得して選んでいける人生になってほしい。
そんな思いで書いています。
