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読書の秋

Kindleがキャンペーンをしています。

 読書の秋なので、読んで面白かった本を挙げていきたいと思います。

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川上弘美ですね。特に「神様」は何度も何度も読みました。
 「くまにさそわれて散歩に出る。」で始まるのですが、この人間とくまの関係は、「恋愛関係」なのか「ご近所さん」なのか、最後まで分からない。
 くまは時折「野生」に戻り、そしてその「野生」を恥ずかしがる。
 いつもわんこと対話しているので、ちょっとこんなファンタジーも面白い。

わんこに誘われて散歩に出る。

 なんてことがあったら、自分のわんこは何をすると思いますか?どこへ行きましょうか。とりあえず、車がないと自然のあるところには行けない場所に住んでいるので、わんこにはまず車を運転してもらいましょう。
 いつも運転しているので、たまにはわんこの担当でいいでしょう。

銀の匙

 「銀の匙」をくわえて生まれてきた、というのは、幸福な赤ちゃんを指すことわざで、一生食べ物に困らないことを意味します。
 この中勘助の「銀の匙」は昭和の時代に「灘中」で教科書として使われたとして有名な本です。
 その国語の先生は、次から次へと湧き出るように表現される文章中の小道具を実物を見せながら、生徒はそれに触りながら文章を読み進めて言ったそうです。
 エピソード次第ではどんどん脱線。外に出ることもしばしば。それが灘の教育の根幹を作ったんですね。

 例えば冒頭は

「私の書斎の色々ながらくた物などを入れた本箱の抽匣(ひきだし)に昔からひとつの小箱がしまってある。それはコルク質の木で、板の合せめごとに牡丹の花の模様のついた絵紙を貼ってあるが、もとは舶来の粉煙草でもはいっていたものらしい。」

 で始まります。コルク質の木、板の合せめごとに牡丹の花の模様のついた絵紙 と言われて、どのようなものか想像力が掻き立てられます。その中に、「銀の小匙」が入っていた、というエピソード、ここからは味わいながら少しずつ読み進めていくと、日本語の奥深さが味わえます。

銀の匙と言えば、漫画もあります。

 動物好きの方はご存知だと思いますが、畜産農家を目指す生徒が集まる高校の物語。一気読みしました。
 経済動物と愛玩動物の違い、経済動物はあくまで金銭のために飼われるもので、その経済価値がなくなれば売られて、肉となる。
 残酷な真実を次から次へと突きつけてくる物語ですが、主人公の「八軒」くんのキャラのおかげで、それほど深刻でなく、畜産農家のリアルを知ることができます。
 Kindle unlimitedなら無料で読めるみたいです。

 今は、とにかく「時短」とか、「タイパ」と言われるので、真逆のゆっくりとした時間が流れる本を3冊紹介しました。
 これらの本でなくても、秋の夜長、「紙派」の方は、本を、「電子派」の方は電子書籍を、少し読んでみるのもいいのではないでしょうか。
あなたは何を読むの?と聞かれたら、これから、江戸の随筆と実用書を読みます。😁 ちょっと変わった趣味ですね。

#読書の秋2025

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