おっさん画家の独り言2
実際のところ、画家と名乗る為に正規の資格は無い。私が絵を描き始めた1990年代はまだSNSなんてものは普及しておらず、美術系の学校に行こうが、独学だろうが、誰かを師事しようが通る道はほぼ決まっていた。
1 ますは公募で入選や入賞する※なるべく名の通った中央公募等
2 その入選が経歴になると共に雑誌掲載の勧誘を受けお金を払い掲載されて認知を集めたり、その公募団体への加入をもってデパート等での販売展示会等を斡旋してもらう
3 新たな公募展出品で入選を目指すと共に、個展を開催したりしてコレクターや見に来てくれたお客様に絵を買ってもらう。←ここで2があるのとないのとでは全然話が変わってくる
1〜3を続けていくうちに制作依頼であったり、1の入賞特典として海外作品展への招待作家としての出展等経歴を重ねながら号数単価を上げていきつつ有名になる※世間一般に有名になるのはごく一部で美術コレクター界隈での話
昔はほぼこれが王道だった。
今はこれに加えてSNS露出からのファンやコレクターの獲得も出来るようになり、公募経歴を全く気にしない作家さんも増えた。
後、経済的余裕がかなりありそこそこ描けるならSNSアカウントで「私は画家です!」と主張すればかなりお高くなるがプロダクションを通じて海外作品展への出展オファーも、ギャラリーからのお誘いも、美術雑誌掲載オファーも普通にくる。
2025年リスタートして、Instagramで抽象画家としてアカウントを作りまだフォロワーも100人と少し、載せている作品も10数点の時には既に、パリ、ドバイへの海外作品展への出展オファーのDMがあった。
最初は詐欺かと調べてみれば実在するプロダクションで口コミはさておききちんと展示されるのは間違いない話だった。無論お断りしたけども。
他にも「うちのギャラリーで個展やりませんか?」「グループ展出品してみませんか?」みたいなDMも数件頂いたり※これもお断りした。
年末頃には2つの美術雑誌掲載オファー※カラー1ページ6万円とかと8万円だったかな…これも実在する雑誌でAmazonから発売されていたり、美術手帖みたいな有名何処ではない雑誌だったが普通に存在しており、お支払いは分割可でした(笑)
勿論お断りした。
昔はこれらは公募で入選とかして初めてオファー等がくるような話だったので正直カルチャーショックを受けた…。
金さえ出してそこそこの作品が描ければ上記の雑誌に掲載される。海外作品展への出展経歴が出来る。
なんなら本人が行かなくても個展が出来る。といった環境だ。
勿論、作品が好きかどうかも大切だけども、SNSで大きく露出されている画家さんの経歴を上記をふまえたうえで確認してみるのもまた面白いかもしれない。
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