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8.20(木)テレ東BIZモーサテまとめ

⚫︎19日の市場

NY株式市場:主要3指数はそろって4日ぶりに反発
為替市場:ドル円は円高・ドル安が進んだ



⚫︎米財務省、長期国債買い戻しを倍増へ

【内容】

アメリカ財務省は19日、長期国債のバイバック(買い戻し)を少なくとも倍増すると発表した。

これまで上昇を続けてきたアメリカの長期金利は、この発表を受けて低下した。

財務省は、「国債市場の流動性支援が目的」と説明している。

【感想】
明らかに、世界的に進む金利上昇を抑えるための買い戻し倍増だろう。そろそろ本格的に政府が動かないと国の借金が膨張していくことになる。ただ、この発表を受けての金利の下げ幅がそこまで大きくないことから、買い戻しへの効果に市場では不透明感もあるのかもしれない。



⚫︎UAEがイランとの貿易・金融取引を停止

【内容】

UAE(アラブ首長国連邦)は19日、イランとの貿易および金融取引を当面停止すると発表した。

前日にイランから弾道ミサイル2発が発射され海上へ落下したと明らかにしており、今回の措置はその対抗措置とされている。

【感想】
UAEが金融取引を停止したことでイランは世界的に孤立するような形になる。原油市場においてかなりの影響力を持つUAEとイランの対立激化は、原油価格の急騰や海上保険料の高騰を引き起こす可能性がある。



⚫︎モデルナとメルク、mRNAがんワクチン最終試験に成功

【内容】

アメリカのバイオ医薬品大手モデルナと製薬大手メルクは19日、mRNAを利用したがんワクチンが最終段階の臨床試験に成功したと発表した。

がん向けmRNAワクチンとして最終試験成功は世界初となることから、モデルナ株は19日に約3倍まで急騰した。

【感想】
このワクチンは完全オーダーメイドで1人ひとりに専用ワクチンを製造するようなもので、再発や遠隔転移のリスクを大幅に抑制することができるがん治療の歴史における決定的な転換点らしい。人類の寿命はこの先150歳くらいになるのかもしれない。



⚫︎ 中国・ユニツリーロボティクスが上海市場に上場

【内容】

中国の新興ロボット企業ユニツリーロボティクスが、きのう上海市場に上場した。

人型ロボットを主力事業とする企業の上場は、中国本土市場では初めてだとしている。

公開価格の7.3倍となる1,100元(約2万6,000円)を付け、時価総額は一時、約10兆5,000億円に達した。終値でも845元と、公開価格の5.6倍となった。

【感想】
様々な情報を見ていると、人型ロボットの分野では中国が頭ひとつ抜けている印象を受ける。日本のSNSなどで中国の人型ロボットの動きをバカにしている投稿などを見かけるが、圧倒的に差がついていることに気づいてほしい。



⚫︎KDDI、子会社「menu」のサービス終了

【内容】

KDDIはきのう、料理宅配サービスを手がける子会社menu(メニュー)が、9月末でサービスを終了すると発表した。

フードデリバリー市場で競争環境が激化したことや、採算の改善が見込めないことなどが終了の要因としている。

【感想】
料理宅配サービスはとにかく原価率が高く利益が少ない構造になっていると思う。特に富裕層向けではなく一般層に向けたこれらのサービスは現状かなり厳しいのではないかと感じる。



⚫︎「日銀の利上げは万能薬か」

【内容】

足元では、市場で日銀の利上げ前倒し観測が強まっている。

7月末の日米協調為替介入以降、市場では円安対応として、日銀が利上げを前倒し・加速させるとの期待が急速に高まっている。

現在、市場では、10月までの利上げを100%以上織り込み、9月会合での利上げも7~8割程度織り込んでいる状況

市場の利上げ期待が急速に高まったことから、「1年後には2%程度まで利上げする」というシナリオは、すでに市場価格に反映されているため、それだけでは円安を止めることは難しい。

【感想】
利上げは政府の利払い負担が増え、財政を圧迫するという大きな副作用がある。金利市場と為替市場の両方を同時に安定させることは今の日本の現状だと厳しいのではないかと思う。財政への市場の信認を確保することができれば利上げも容易にできるのだがそう簡単にはいかないと感じる。

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