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その悩み、やり方を変えても解決しません

考えても考えても答えが出ない。
やり方を変えてみたり、情報を集めたり、人に相談したり。できることは一通りやっているはずなのに、なぜか同じところに戻ってしまう。そんな状態が続いていませんか。
もしそうなら、問題はやり方や努力の量ではない可能性があります。今起きていることを、一度別の角度から整理してみましょう。


① なぜ、考えているのに答えが出ないのか

考えても考えても、いつまでも答えが出ない、結論が出ない、これが正しいと言い切れずに考え続けてしまうことが続いていませんか。

何故いつまでも答えが出ないのでしょう。
それを「自分の努力不足だ」「もっと考えつくさなければいけないのかも」または「他の人ならきっとこんなに悩まないのに…」と、自分への要求を強めたり、他者と比較して自己評価を下げる事態に繋がっていないでしょうか。

悩みが続くことで、こうした横道にそれてしまうことはよくあることです。
なぜなら、そういうふうに考えるよう、子どもの頃から教育されてきたから。教えられた方法をなぞっているのです。だからあなたが悪いわけではない。
ただ、悪くないかどうかは、今のあなたにとって重要ではないでしょう。
重要なのは「ではどうしたら答えが出るのか」ですよね。

ここで一つ視点を追加しましょう。
今のあなたに必要なのは「どんな答えを出すか」ではありません。
「どうしたら、答えを出せる状態になるのか」です。

②間違っていないと思うのに、あなたは前に進まない

日々目の前に立ち現れる問題は、どれ一つとっても同じものはないでしょう。
仕事だったり、コミュニケーションだったり、家族問題だったり、自分の体調やメンタルについてだったり。

けれど多種多様な問題に取り組むときの、あなたの手段や方法は、統一されているのではないでしょうか。

例えば。
とにかくたくさん情報を集めて精査したり。
AIに相談してみたり。
信頼できる人の意見を取り入れたり。
その上で何度も何度も試行錯誤を繰り返す。

今までもそうやって壁を乗り越えてきたから。
だからこのやり方でいい。これが私のやり方だから。

そして今も、目の前の問題に対して「自分のやり方」で戦っている。
このやり方で答えは見つかるはずだから。

……だけど見つからない、解決しない、前に進まない。

今の状態はただ「困った」だけでなく、軽くパニックというか、途方に暮れているのではないでしょうか。

やり方は正しい、もしかしたら「頑張る量」の問題かも、と思ってもっと頑張る。だけど状況は変わらない。その上日々自分の疲労が増え、余裕はなくなっていく。

これが今のあなたの状況ですよね。

③多くの人がやってしまうことと、それでも戻ってしまう理由

例えばこんな方がいました。

職場で若手・部下の育成管理を担当していました。
本来は2~3人で取り組むはずの業務と管理対象者の人数なのに、めんばーの私的な事情や会社側の人員体制により、一人で担当しなければいけなくなりました。

最初は困ったことになった、と悩んだようです。
一応上司には相談しました。
その人の仕事は育成管理だけではありませんから。

ですが上司からの回答はこうでした。
『同じくらいの状況で頑張っている人はいるから』
『○○さんなら大丈夫だよ。困ったときは相談して』

漠然と期待していた回答とは違ったので軽くショックだったそうですが、それでも『同じ状況でこなしている人もいる』という事実に背中を押されるように、その状況を受け容れました。
「私が頑張ればいいだけだ」と覚悟を決めたのです。

なぜこれで受け入れたのでしょう。
この人は今までも同じようにして「自分が頑張ればなんとかなる」と考え、そして実際に何とかしてきました。実績があったのです。だから自信もありました。

けれど今回はそうはいかなかった。
上手くいっていない、と感づいたのは、実は自分自身の異変ではありません。
部下に退職者が出始めたのです。
そうした結果になったのはその方も初めてで、非常に落ち込んで悩みました。
だけどもう一度上司に相談しよう、とは考えませんでした。なぜなら最初の時点で『○○さんなら大丈夫だよ』と言われていたからです。

そして異変を感じつつ、また「私が頑張ればいいだけだ」へ戻っていきました。

過去の経験、実績とは、それほどまでに私たちを強く支え、かつ、強く拘束するのです。

④問題の正体は「やり方・量」ではない

この方の事例を読んで、どう思われましたか?

「どうしてもう一度上司に相談しなかったんだろう」
「どうして自分には無理だと気づかないんだろう」
「なぜ自分だけで何とか出来ると信じ続けているんだろう」

そう感じたと思います。
ですが、この人自身はそうは思っていませんでした。

ですが不思議なことに、別の人のケースとしてお話すると、上記のような疑問を投げてくれました。

これが、この人の問題の「正体」なのです。
自分では分からない。
他人事だと思うと見えてくる。
そうした「構造」のど真ん中に囚われているから、同じところをグルグル回るように、同じことで悩み続けてしまうのです。

やり方が間違っているのではない。
努力の量が足らないのでもない。

今自分がどんな状況にあるのかを見ることが出来ない、その構造自体が問題の正体なのです。

⑤今、「私当てはまってる」と思った方へ

ここまで読んでくださってありがとうございます。

「あ、これ、私のことじゃん」
と思ったのではないでしょうか。

そうです、私が「ある方のお話」と言ったのは、実はあなたの物語です。

それでもやはりあなたは「だけど他人事として自分を見ても、そう簡単に答えは出ない」というジレンマも感じたと思います。
当然ですね、そんな単純な「構造」ではないからです。

とはいっても、今の状況を知ること無しに答えは出ません。
なので

✅なぜ考えても答えが出ないのか
✅なぜ同じところに戻るのか
✅どこで止まっているのか

ここはまだ自分では見えないはずです。

なので、この続きをまとめたものを用意しました。


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