ちょっと息抜き、ちょっと遠くへ。そんな小さな旅行記録〜ゴールドコースト編〜①
オーストラリア・ブリスベンから電車とトラムを乗り継いで、だいたい1時間半から2時間ほど。海が見えてくる頃、ふと「沖縄に行った時こんな気分だったな」と思った。
透き通った海、ビーチの近くにはレジャー施設やショッピングエリアもあって、「ちょっとした旅感」と「非日常感”が絶妙に混ざり合った場所」それがゴールドコースト。
のんびりしたい日も、ちょっと遊びたい日も、どちらも叶えてくれる。
そんなゴールドコーストに、僕は何度も通うことになる。
最初の衝撃、透明すぎる海との出会い
ブリスベンでの生活に少し慣れてきたある週末。語学学校でできた友達と、「せっかくオーストラリアにいるんだから、海を見に行こう」となった。
行き先は、ゴールドコースト。メインビーチからマーメイドビーチまで、ただひたすら歩いた――気づけば何時間も。けれど、不思議と疲れはなかった。むしろ、癒やされていた。
メインビーチに足を踏み入れた瞬間、言葉を失った。
空と海の青が、まるでひとつに溶けているみたいだった。水は驚くほど透き通っていて、波打ち際から少し離れた場所まで、底がはっきり見えるくらい。
「えっぐーーー」と、思わず声が漏れた。
サーファーズで波に遊ばれた日
サーファーズで“波に遊ばれる”日
ゴールドコーストといえば、やっぱりサーファーズパラダイス。名前の通り、サーファーたちが集まる場所で、波の迫力も段違いだった。
ある日、友達と「ちょっと海入ろうや」って軽いノリで泳ぎに行った。もちろん、ちゃんと遊泳OKのエリアで、ライフガードもいたから安心してた。
……が、甘かった。
入ってみると、波が自分の身長くらいある。
気づいたら友達と一緒に巨大な波に飲み込まれて、水中でぐるんぐるん回転。
目を開けたら、目の前にあったのは……友達の足。
海から上がるころには、全員が“波に遊ばれた人間”の顔になってたけど、あれはあれで最高に楽しかった。




コアラ探しが、まさかのカンガルーツアーに!!
「オーストラリアといえば、やっぱコアラやろ!」そんな軽いノリで、ひとりゴールドコーストにプチ旅行。
ゴールドコーストの中心から、電車とバスを乗り継いで小一時間。
着いてみて、まずびっくり。入場料もなければ、スタッフもおらん。
ほんまにこれ、国立公園か?って思うくらい静かで、ただただ広がる森。
でも、ここには野生のコアラがいるって聞いてた。
ユーカリの木を目印に、「よし、探すぞ!」とひたすら歩き出す。
……が、歩けど歩けど、コアラの「コ」の字も出てこん。
代わりに現れたのは、カンガルー。しかも、めっちゃいっぱい。
「おっ、1匹おる!」と思った次の瞬間、その奥から10匹ぐらいわらわら出てきた。
なんかもう、カンガルーの団体ツアーでも始まったんかってレベル。
道のど真ん中を堂々と横切っていくし、思わず笑ってもうた。
でも正直、ちょっと怖かった。
立ち上がったら自分と同じくらいの身長のやつもおって、しかも筋肉モリモリ。
「これ、本気出されたら負けるやつやん……」って内心ビビりながら、そーっと距離をとる。
結局、コアラには会えへんかったけど、
あんだけ野生のカンガルー見れたら、それだけで“当たり”な一日やったなと思う。




二郎系ラーメン、オーストラリアで発見
オーストラリアに来てから、ずっと食べてなかった。
いや、そもそも食べられるなんて思ってもなかった。
日本にいた頃は、がっつり食べたい時の定番。けれど、ブリスベンではまず見かけない。
だから、ゴールドコーストに「JFX」っていう店があると聞いたときは、心が跳ねた。
その翌日には、語学学校の“日本食に飢えてる仲間”を誘ってラーメンを目指していた。
店に入ってすぐ、漂ってくるあの香り。もう、それだけで期待値はMAX。
「朝ごはん抜いてきて正解やったな……」と、にやける自分。
そのときの自分、ナイス判断。
山のように盛られたもやし、分厚いチャーシュー、濃厚スープ。
ひと口目で、沁みた。
「これや……」
友達と無言で麺をすすりながら、久々に「あー食べた」と思える満足感に浸っていた。


いいなと思ったら応援しよう!
「海外で治療家やってみたら、想像の10倍むずかしくて100倍面白かった話。」
“Hello”から先が聞き取れなくても、なんとかなる(こともある)。
鍼灸師のスキルと根性で、オーストラリアの治療現場に挑戦中!
笑えてちょっと役立つ、リアル体験記を綴ってます。
