写真展「metrosilence」:企画編
前回「radiohive」を結成したという話を書きましたが、今回は radiohive 初のグループ展の企画について記録して残しておきます。
個展のテーマ
実際は二人でやるとは言え、あくまで radiohive としてやるので、形式は個展であり、テーマもしっかり決めて統一感のある展示にしたい。
しかしテーマを決めてから撮影、作成する時間もないため、二人のスタイルを現時点で最大限の引き出せる形式を考えた結果:
縦構図
モノクロ
風景と人(主にシルエット)
となりました。そしてテーマは、「騒がしい都会の静かな一瞬を切り取った、時間を空間を感じられるもの」となり、タイトルは Metropolis と Silence からの造語である「metrosilence」としました。
サイズと枚数
展示スペース (photo-yell) を考えたときに、見やすさも考慮して A3 縦 24枚を展示することにしました。各自 12 枚ずつですが、どういう順番で展示するかは、額装してからまた検討します。
二人とも数を揃えるのに、毎日頑張っています。
ギャラリーはこんな感じの所です。私はここですでに何度も展示をしてきたので慣れている場所です。


額、マット、印刷
額の選定
使う額はいつも通り IKEA のロムヴィーケンの 500 x 400 の額にしました。

この額はフレームがアルミで、高級感があり軽量ですごく良いです。前面はガラスではなくアクリルのため、落下時の心配もありません。
しかしマットのサイズが 400 x 300 の 4:3 ですが、二人とも 3:2 の写真を扱うため、マットは別に用意します。
マットの選定
いろんな業者がありますが、以前にも使ったことがあり、品質も精度も高いマルニ額縁店さんにお願いすることにしました。
A3 用紙が 420 x 297 のため、額のサイズと合わせてカスタムしました。
縦:500mm 横:400mm [窓] 縦:400mm 横:267mm [紙] OW0

印刷設定
マットのサイズを考慮し作品毎に調整。余白が出ないようにマットの窓より少しだけ広く印刷します。大体縦も横も+3mm 位です。

紙の選定
最後に紙ですが、まだいろいろ試しています。今のところの候補は 3 つですが、それぞれ良さがあり、甲乙つけがたい。展示見に来ていただければそれぞれの紙で印刷した違いを見てもらえるようにしておきます。
EPSON クリスピア:高光沢紙であり、白 98%で、モニターの色に近いと言われる紙。黒がとても綺麗に出るため気に入っています。厚みも 0.3㎜ と十分にあるので、展示中のたわみの心配もありません。

ピクトラン局紙バライタ:表面に少し粒子がある絹目調の紙であり、クリスピアよりは白の度合いが低い一方、非常に高級感のある仕上がりになります。厚みはクリスピアと同じ程度。白が低い分すこし温かみのある色になるのが特徴で、ノスタルジーを感じる手前くらい。

ピクトリコセミグロスペーパー : 質感は局紙バライタに似ていて、厚さも大体同じくらい。その一方で白 100% のため色合いはクリスピアに近く、半光沢なので反射も抑えられる紙です。

フライヤー制作
次に個展のフライヤーです。まず写真を使う場合、二人の作品のうちどちらを使うのか、また両方使うのかなど考える必要があり、また SNS で作品は見てもらえている前提で、図形的なものを考えました。

その後タイトルや情報をどう入れるかなどをアドバイス貰って完成。

ラクスルで 100 枚だけ印刷しました。白黒で 2000円也。
写真集 (zine) 制作
展示は 24 枚と決めましたが、展示しきれない作品もあるため、今回 zine の作成もすることにしました。お互いに 25 作品を出して合計 50 作品が掲載される予定です。

写真集のように流れを考えて、いろんなサイズや構図で見せるというより、ひたすら縦構図の写真を並べた図録に近くなると思います。
サイズは A5 か B5 で悩み中。A4 は大きすぎて却下。
専用のアプリはないので、PowerPoint で枠を作って写真を並べ、PDF に書き出すという地道な作業をしています。印刷所は知り合いの所で頼めるのが、まだ救いですね。
次回は
今回は企画時点の話をメモ程度に纏めましたが、次回は準備編とか展示編とか進捗が分かるものをまた書きます。
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