見出し画像

評価してほしいのは内容ではなく、装置の破綻

このNOTEは物語ではなく、以下の装置の検証ログです。

評価してほしいのは内容ではなく、装置の破綻です。

■ 見てほしいポイント

  1. R系が破れていないか
    ・R2 解釈侵入が起きていないか
    ・R3 早期結論固定が発生していないか
    ・R4 操作的定義なしの概念が混入していないか

  2. 測量器が死んでいないか
    ・DとIが混同されていないか(F5)
    ・初期化アーティファクトを誤検知していないか(R10)
    ・端点集中で意味が死んでいないか(R9)

  3. 再現性
    ・同じログを見て同じ検知ができるか

  4. 物的証拠
    ・本文の主張がログと対応しているか

破れるなら、どこが壊れるか具体的に指摘してほしい。

Phase-J 研究プリフライトチェック —

Phase-J Research Preflight Check — Public Edition


本ページは、独立研究者による自己検証の全軌跡を公開するものです。
note記事からのリンク先として使用されます。

この記録は何か

私は無所属の独立研究者です。
大学の研究室も、指導教員も、査読を交換する同僚もいません。
人間の優秀な査読者の目に届く前の下準備として、そして独立研究者が自らの研究に対して取るべき姿勢の記録として、これを公開します。
なぜ公開するのか
学会査読には構造的な限界があります。
NLP(自然言語処理)の査読者が、HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)の貫献を正当に評価できるとは限りません。AI Safetyの専門家が、対話ログの統計分析の技術的妥当性を深く見るとも限りません。
この研究は複数の分野にまたがります:
NLP / Computational Linguistics — 対話ログの統計的分析、特徴量設計、モデル間比較
HCI — 人間-AI対話の構造的理解、観測者効果の記述
AI Safety — 安全層の行動的影響、相転移検出の信頼性
そのため、どの分野の査読者に当たっても、その分野の視点だけでは全体像が見えないという構造的な問題があります。
だからこそ、研究者自身が全方位からの検証を体系化し、その過程を透明にすることに意味があります。
この記録の使い方
全部読む必要はありません。構造だけ見てください。
各セクションは独立して読めます。興味のあるカテゴリからどうぞ。
もし「この人の研究なら見る価値がありそうだ」と思ったら、15分だけ目をお借りできたら幸いです。

プリフライトチェックの構造

本チェックは以下の6カテゴリで構成されています。各カテゴリは独立した検証軸であり、それぞれが異なる学術分野の査読視点に対応します。
カテゴリ
検証対象
対応分野
件数
§R 研究プロセスエラー
論文構造崩壊・解釈汚染・早期閉鎖・定量空白・事後閾値・断言残渣・メタデータドリフトなど
NLP / 全分野共通
R1〜R14
§A フレームワークエラー
特徴量設計の欠陥・閾値設定の恩意性・統計検定の誤用など
NLP / 統計学
F1〜F6 + 拡張
§B 盲点検知
観測者の残存バイアス・データセットの代表性・再現性の構造的限界など
HCI / 方法論
①〜⑦ + 拡張
§C 補正パターン
研究過程で発見した誤りのパターンと検知シグナル
全分野共通
K1〜K6 + 拡張
§X 対応マトリクス
研究STEPとエラーモードの交差検証
NLP / AI Safety
STEP 1〜5 × F/R
§P 論文展開記録
確定値・修正履歴・フェーズ進捗
透明性
Phase 1〜3 + サマリー
カテゴリと学術分野の対応

今後の展望: 現在のカテゴリはEMNLP 2026 ARR(NLP)投稿を主軸に設計されていますが、今後の投稿先に応じて以下のカテゴリ拡張を予定しています:
HCI拡張(CHI 2027 LBW等)— 観測者効果・対話設計・ユーザー体験の検証軸
AI Safety拡張 — 安全層の行動的影響・レッドチーミングの構造的検証
再現性拡張(Frontiers in AI / PLOS ONE等)— データセット拡大・多観測者検証
プリフライトチェック自体が、投稿先の拡大とともに成長する設計です。

研究の基本情報

項目

論文タイトル
Safety Refusal Does Not Imply Phase Collapse: Measuring the Structural Gap Between Experiential and Mathematical Fire in Human–AI Dialogue
DOI
10.5281/zenodo.19066448
ORCID
0009-0000-4313-5499
ライセンス
CC-BY-NC 4.0 International
データセット
Canonical N=8,927 / PoC N=397
投稿先(主)
EMNLP 2026 ARR(5/25締切)
プリフライトバージョン
v2.6

独立研究者としての立場表明

私は大学や研究機関に所属していません。
指導教員のフィルターも、研究室の文化的バイアスもありません。
その代わりに、以下の原則で研究の質を担保します:
自己検証の体系化 — 複数AIによるオーケストラ査読(DeepSeek / GPT / Gemini)を実施し、全AI一致の結果のみを採用
過程の透明性 — 修正の全履歴を記録し、どの指摘にどう対応したかを追跡可能にする
謙虚さの構造化 — 「できなかったこと」「未解決のこと」も同等に記録する
分野横断の自覚 — NLP・HCI・AI Safetyのどの視点からの検証かを明示する

チェック項目一覧(概要)

以下、各カテゴリの主要項目を概要で示します。詳細は各note記事で展開します。
§R 研究プロセスエラー(R1〜R14)
研究の上位層で発生しうるプロセスエラー。論文が完成に近づくほど見落としやすくなるもの。
R1 Paper Structure Collapse — 論文構造崩壊
R2 Interpretation Leakage — 解釈汚染(Layer 3がLayer 1-2に侵入)
R3 Premature Closure — 早期閉鎖(「論文可能レベル」発言の危険)
R4 Quantitative Vacuum — 定量空白(主張に数字がない)
R5 Post-hoc Threshold — 事後閾値(結果を見てから閾値を決める)
R6 Assertive Language Residue — 断言残渣(不当に強い表現)
R7 Metadata Drift — メタデータドリフト(N値・DOIの不整合)
R8 Safety Layer False Positive — 安全層偽陽性
R9〜R10 オーケストラ査読統合
R11 Keyword Arbitrariness Attack — キーワード選定の恣意性攻撃への7防御ライン
R12 Circular Reasoning Trap — 循環論法の罠
R13 AI Orchestra Degradation — AI査読の精度劣化
R14 Poster Strategy Risk — 投稿戦略リスク
§A フレームワークエラー(F1〜F6)
測量フレームワーク自体の設計上の欠陥。
§B 盲点検知(①〜⑦)
研究者自身が気づきにくい構造的盲点。
§C 補正パターン(K1〜K6)
研究過程で実際に誤ったパターンと、その検知シグナル。「失敗から学ぶ」を構造化したもの。
§X STEP×F/R 対応マトリクス
研究のSTEP 1〜5と、各エラーモードの交差検証。「どのSTEPで最も危険なエラーは何か」を事前に特定。
§P 論文展開記録
確定値・統計結果・修正履歴の累積記録。

更新履歴

v2.6(2026-03-24)— R1〜R14完了 +

論文展開記録追加 + note公開版作成
v2.0(2026-03-19)— R系8件追加 + K系検知シグナル + STEP×F/Rマトリクス
v1.0(2026-03初旬)— 初版作成(F系 + 盲点系 + K系)

ライセンスと連絡先

本研究は CC-BY-NC 4.0 International ライセンスで公開されています。
プリプリント: Zenodo
ORCID: 0009-0000-4313-5499
ご意見・フィードバックは大歓迎です。どんな分野の方からでも。





この記録の時間スケール

本プリフライトチェック v2.6 は、約2か月間の研究過程で生成されたログを基盤としています。

ただし重要なのは、「2か月で完成した研究」ではないという点です。

この期間に蓄積されたのは以下です:

  • 研究プロセスのエラーパターン(R1〜R14)

  • フレームワーク設計上の欠陥検知(F系)

  • 実際に発生した誤りの補正ログ(K系)

  • STEPごとのリスク構造のマッピング(X系)

これらは単なる進捗ではなく、
「研究が壊れるパターンの抽出結果」です。

通常、これらは複数プロジェクト・複数年に分散して蓄積される種類の知見です。

本記録はその一部が短期間に圧縮され、可視化されたものです。

したがって、このチェックリストは完成形ではなく、

今後の研究進行とともに拡張される前提の装置です。




いいなと思ったら応援しよう!

けんちゃぴ🐕ブラッピドウィザシュッ🐾 ふぇぇ...........