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「新選組副長・土方歳三も関わった戦い」

歴史は、

教科書の中だけにあるものではない。 

海の底にも、

眠っている。

戊辰戦争。

その最後を飾る戦いの一つ、

宮古湾海戦。

新選組副長・土方歳三も関わった戦いで、

旧幕府軍の軍艦「高雄」は、

岩手県田野畑村沖に沈んだ。

150年以上前の出来事である。

しかし、

その船はまだ見つかっていない。

東京大学の調査チームは、

海に潜り、

地元の人々から話を聞き、

その痕跡を探し続けている。

私は、

この姿勢に感動した。

歴史とは、

過去を知ることではない。

過去と対話することなのだ。

30年前、

地元の漁師は海底から突き出た鉄の一部を見たという。

そして、

村には今も、

旧幕府軍の乗組員にまつわる話が語り継がれている。

食料を求めてきた侍。

身分を隠して暮らした人。

教科書には載らない、

地域だけが知る歴史がある。

だから私は、

歴史が好きだ。

歴史は、

年号を覚える学問ではない。 

人の記憶をつなぐ学問である。

一人の証言。

一つの遺物。

一隻の船。 

それらが集まって、

初めて歴史になる。 

歴史は、

まだ眠っている。

だからこそ、

学び続ける価値があるのだと思う。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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