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「あと一歩」

人生を変えるのは才能ではない。
 
あと一歩である。
 
ドーハの悲劇。
 
ベルギー戦の逆転負け。
 
サッカー日本代表の歴史を振り返ると、

あと一歩届かなかった物語がたくさん出てくる。

 
実力がなかったわけではない。
 
努力していなかったわけでもない。
 
あと一歩だった。
 
だから苦しい。
 
完全な敗北なら諦めもつく。
 
でも、

あと少しだった。
 
もう少しだった。
 
手が届きそうだった。
 
だから忘れられない。
 
私は思う。
 
多くの人が夢を諦めるのは、

全然ダメだった時ではない。
 
あと一歩届かなかった時だ。
 
頑張った。
 
挑戦した。
 
でも届かなかった。
 
その経験は人を深く傷つける。
 
だからもう挑戦したくなくなる。
 
しかし、

歴史を変える人たちは違う。
 
そこで終わらない。
 
ドーハの悲劇を経験した森保一。
 
ベルギー戦を経験した吉田麻也。
 
代表落ちを経験した堂安律。
 
彼らは一度負けている。
 
一度折れている。
 
それでも続けた。
 
だから次の景色を見ることができた。
 
私は起業でも同じだと思う。
 
あと一歩で契約にならなかった。
 
あと一歩で売上に届かなかった。
 
あと一歩で形にならなかった。
 
そんなことは山ほどある。
 
でも、

本当に差がつくのはそこからだ。
 
あと一歩届かなかった時に、

やめるか。
 
続けるか。
 
そこにしか差はない。
 
「三笘の1ミリ」
 
という言葉がある。
 
私はあの言葉が好きだ。
 
なぜなら、

奇跡とは1ミリの積み重ねだからだ。
 
1センチではない。
 
1メートルでもない。
 
1ミリである。
 
最後に勝敗を分けるのは、

その執念なのだと思う。
 
だから私は、

才能よりも執念を信じたい。
 
あと一歩。
 
その一歩を踏み出せる人だけが、

歴史を変えるのだから。



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