「風のように生きる」
世界史を学んでいて面白かった。
文明を発展させたのは、
定住した農耕民だけではなかった。
遊牧民だった。
彼らは土地に縛られない。
一つの場所に留まらない。
移動する。
そして文明と文明をつなぐ。
文化を運び、
技術を運び、
情報を運び、
新しい価値を生み出していく。
私はこの話を聞いて、
どこか現代に似ていると思った。
最近よく
「風の時代」
と言われる。
所有より共有。
組織より個人。
固定より移動。
まさに遊牧民的な生き方である。
考えてみれば、
私自身もそうかもしれない。
ドバイを拠点にしながら、
ヨーロッパへ行く。
アジアへ戻る。
日本にいても、
東京だけではない。
大阪へ行く。
名古屋や札幌へ行く。
地方へ行く。
日本中を飛び回っている。
昔なら落ち着きがないと言われたかもしれない。
でも今は違う。
移動することそのものに価値がある。
なぜなら、
移動すると価値観が変わるからだ。
同じ景色だけ見ていると、
同じ発想しか出てこない。
同じ人とだけ会っていると、
同じ考え方になる。
しかし移動すると、
新しい人に出会う。
新しい文化に出会う。
新しい考え方に出会う。
そこで初めて発見が生まれる。
ドラクエ6のテーマは
「発見」
だった。
発見とは旅の中にあるのだと思う。
それはゲームの旅かもしれない。
歴史を学ぶ旅かもしれない。
世界を巡る旅かもしれない。
そして遊牧民たちは、
何千年も前からそれを知っていた。
文明は、
一つの場所に閉じこもることで発展したのではない。
異なる世界をつなぐことで発展した。
だから私は思う。
風の時代とは、
新しい時代ではない。
人類が昔から持っていた、
遊牧民の感覚を取り戻す時代なのかもしれない。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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