「キン・チュンクワ」
「4番レフト、
キン・チュンクワ君。」
これは
僕が
少年野球で対戦したチームにいた
おデブちゃんの
名前が呼ばれるときに
マイクが多分ぶっ壊れてて
本当は「木村?」か「北村?」なのか
外野にいた僕にはただ
「キン・チュンクワ」
と聞こえた。
ただそれだけのこと。
とにかく
ガタイがいいので
彼が打席に立った瞬間に
レフトにいた僕は思い切り後ろに下がりすぎて
コーチから
「下がりすぎー笑」
と叫ばれたけど
その瞬間に、
キン・チュンクワ君は
フルスイングして
打球はなんと
ポテンヒットで
僕もキン・チュンクワ君も赤っ恥。
あの日の夏の
遠い思い出。
