「知財業界と専門分野」(弁理士の日記念ブログ企画2026)
本日7月1日は「弁理士の日」です。「独学の弁理士講座」を主催するドクガク氏が毎年「弁理士の日」を盛り上げるためのブログ企画を実施しており、今年のお題は「知財業界と専門分野」となりました。そこで今回は、私自身の専門分野について少し書いてみることにします。
まず、専門分野と聞くと、通常は、特許・意匠・商標・著作権といった各法域や、特許に限れば何かしらの特別な研究領域・技術領域のことを思い浮かべる方が多いかもしれません。また、知財業界では、調査、権利化、翻訳、活用、交渉といった様々なフェーズにそれぞれの専門家がいます。
そのような中、「私自身の専門分野は、いったい何だろう?」と考えてみたのですが、なかなか思い当たるものが出てきませんでした。もともと大学・大学院で電気・情報系を専攻し、社会人になってからしばらくは民間企業でソフトウェア関連発明の権利化業務を行っていましたが、それが私の専門分野というわけでもなさそうです。
振り返れば、社会人7年目のとき、たまたま縁あって知財啓発書を出版したことをきっかけに、「執筆や講演のアウトプットのネタ」を集めることを常に意識するようになりました。業界で希少性を出していく早道は、「ナンバーワン」になるか「オンリーワン」になることですが、私は「ナンバーワン」になることを早々に諦め、「オンリーワン」を目指す方向性に舵を切ったのかもしれません。
そして、様々な偶然も重なり、駐在員として米国カリフォルニア州で約7年間も生活したり、転職して産(企業)・学(大学)・官(政府)のすべてのセクターで勤務する経験を得たり、大学発スタートアップの立ち上げや運営に携わったり、執筆の取材と絡めて関係者にインタビューをしたり国内外の様々なところに旅行に出掛けたりするなど、幸いにも多くの貴重な経験・知識を得ることができました。
その結果として、「何が専門分野なのかわからない人」となってしまいましたが、個人的には、それこそが私の最大の強みであると考えています。もう若くはありませんが、今後も益々頑張っていきたいです。いつも応援してくださっている皆さまには、本当に心から感謝しています。
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