真面目な顔をして「ユーモア」を語る
2022年9月27日。
朝晩すっかり涼しくなり、
秋の気配を感じる今日この頃。
最近、ぼくはメタバース空間でのライブ活動に熱中しています。
パソコン上の仮想空間にアバターとして参加し、
マイクに向かって歌ったり、おしゃべりしたりする日々。
そんなぼくの姿を、妻は少し離れたところから、
じっと観察していたそうです。
「なんで、いつもあんなに周りに人が集まるんだろう?」
妻にとって、ぼくは不思議な存在だったようです。
妻は元来、「こうでなければならない」という固定観念が強く、
「正しいことを、正論で伝えるのが正義だ」
と信じて生きてきた、超・真面目人間。
でも、正論だけでは息苦しくなり、
かえって人間関係がギクシャクしてしまうことも少なくありませんでした。
一方のぼくは、良くも悪くも適当で、
困難な状況や初対面の人の間でも、
おどけたり、ふざけたりして、てきとうに場を和ませてしまう。
その正体が「ユーモア」なのだと、妻は分析したそうです。
彼女はわざわざ「ユーモアとは何か」を調べ、
「頭が柔らかいこと」「固定観念を疑うこと」「笑顔でいること」など、
ユーモアを身につける方法を真面目にノートに書き出していました。
「ユーモアを取り入れたい」と、
大真面目な顔をして語る妻の姿こそが、
実は一番ユーモアに溢れていて、最高に面白いのですが(笑)。
真面目な人ほど、正論で自分を守ろうとします。
でも、本当に自分と相手を守るのは、
正論ではなく「ユーモア(笑い)」なのかもしれません。
ユーモアがあれば、心に余裕が生まれ、
人間関係のいやな感じは減ります。
それはアートにおいても同じこと。
ただ美しくて隙のない作品よりも、
どこかクスッと笑えるような「抜け感」がある作品の方が、
人の心を強く惹きつけることがあります。
「真面目すぎる自分」を笑い飛ばせるようになった妻は、
これからもっと面白く、しなやかなアーティストになっていくはずです。
凡人夫の備忘録。アーティスト妻の歩み
地方の無名アーティストの妻が、東京に挑戦するまでの話。
シーズン1から、全部読めます。
独立して、迷って、それでも描く。
正解のない日々を歩くシーズン2はこちら。
生活と、創作。
泥臭い日々の記録、最新のシーズン3はこちら。
初めての個展を経て、外の世界と繋がり、
泥臭く価値を証明していくシーズン4(共鳴編)はこちら。
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