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やる気がないから続かない?――TED「先延ばし魔の頭の中」を見てわかった、”今やらない本当の理由”

「やらなきゃいけないのに、なぜか別のことをしてしまう」

「締切が近づくまで本気になれない」

「気づいたらYouTube、SNS、ネット検索で時間が消えている」

そんな経験、ありませんか。

私たちはつい、先延ばしを
「意志が弱いから」
「怠けているから」
と考えてしまいがちです。

でも、Tim Urban氏のTED
「Inside the mind of a master procrastinator(先延ばし魔の頭の中)」
を見ると、その見方が少し変わります。

TED公式の説明では、この講演は、Tim Urban氏自身の先延ばし癖をもとに、YouTubeの連続視聴、Wikipediaの寄り道、窓の外をぼんやり眺める時間などを交えながら、「私たちは本当は何を先延ばししているのか」を考えさせる内容だと紹介されています。

■ こんな人におすすめ

・やるべきことがあるのに、つい別のことに逃げてしまう人
・締切が近づかないと本気になれない人
・英語学習、資格勉強、仕事の課題を後回しにしがちな人
・「先延ばしグセ」を責めるだけでなく、仕組みから理解したい人

■ このTEDから学べること

・先延ばしが起きる頭の中の構造をイメージで理解できる
・「なぜ今やれないのか」を、気合いではなく仕組みで考えられる
・締切がある仕事と、締切がない人生課題の違いに気づける
・先延ばしを笑いながら見つめつつ、本当に大事なことに向き合う視点が得られる

■ 動画の概要
この講演で彼は、先延ばしをする人の頭の中には、理性的に行動したい自分とは別に、「今すぐ楽しいこと」ばかり求める存在がいる、というユニークな比喩を使います。

笑えてわかりやすいだけでなく、時間の使い方や人生の後回しまで考えさせる話として紹介されています。

先延ばしというテーマは、勉強にも仕事にも、そして人生全体にも関わります。

今の時代は、スマホひとつで無限に気が散るものに触れられます。

だからこそ、「なぜ先延ばしするのか」を知ることは、以前よりずっと大事になっているように思います。


■ ポイント① 先延ばしする人の頭の中には「理性」と「今すぐ楽しいこと」が同居している

このTEDのいちばん有名なところは、先延ばしする人の頭の中を、わかりやすいキャラクターで表現している点です。

やるべきことを進めたい「理性的な意思決定者」がいても、その横で「easy and fun」を求める存在が暴れ出す——。

英語のテキストを開こうと思ったのに、気づいたらメールを見て、ニュースを見て、動画を見て、「今日は情報収集も大事だから」と自分に言い訳してしまう。

でも本当は、怠けたいというより、今この瞬間のラクさや楽しさに引っ張られているだけなのです。

この見方ができると、「自分はダメだ」と責めるだけで終わらず、「自分の頭の中では今、何が起きているのか」を少し客観的に見られるようになります。

■ ポイント② 締切があると人は動ける。でも本当に怖いのは「締切のない先延ばし」

このスピーチがただ面白いだけで終わらないのは、後半でぐっと深くなるからです。

Urban氏は「先延ばしには二種類ある」と話し、特に締切のないタイプについて考えるよう促します。

レポートや仕事の提出は締切があるから、最後は焦ってでも動けます。

でも人生には、締切が見えないものがたくさんあります。

・本当は挑戦したいこと
・勉強したいこと
・会いたい人に会うこと
・健康のために始めたいこと
・いつかやろうと思っている夢

こうしたことは、今日やらなくても怒られません。

だからこそ、何年も後回しにできてしまう。そして、そのほうが実はずっと怖い。

私たちは「提出物の遅れ」は気にしても、人生そのものの先延ばしには案外鈍感です。

■ ポイント③ 先延ばしを笑って終わらせず、「本当に大事なこと」に戻るきっかけにする

Tim Urban氏の話が多くの人に愛されるのは、先延ばしする自分をただ責めないからだと思います。

笑えるからこそ、痛いところを直視できます。

「またやってしまった」「自分は本当にダメだ」で終わるのではなく、「では、自分は何を後回しにしているのか」と問い直すことができる。

先延ばしをゼロにするのは難しい。

でも、毎回そこから戻ってくることはできる。

そして、戻るたびに少しずつ、自分にとって大事なものが見えてきます。

先延ばし対策は、時間管理のテクニックだけではありません。

自分が本当は何を大切にしたいのかを思い出す作業でもある。

このTEDは、そのことをユーモアの中で教えてくれます。


■ まとめ:今日からできるアクション

先延ばしは単なる性格の欠点ではなく、誰の中にもある「今すぐラクしたい気持ち」との戦いです。

私たちはつい「もっと意志を強くしなきゃ」と思ってしまいます。

でも本当に必要なのは、自分を責めることより、先延ばしが起こる仕組みを知って、戻り方を持つことなのかもしれません。

とくに、大人の学び直しや資格勉強では、この視点はとても大切です。

やる気が出ない日があるのは普通。問題は、

その日があることではなく、そのままずっと離れてしまうことです。

【今日からのToDo】

Step1:今いちばん後回しにしていることを1つ書き出す
勉強、仕事、健康、挑戦したいこと。まずは名前をつけるだけでも違います。

Step2:5分だけ着手する
完璧にやろうとせず、5分だけ始める。

先延ばしは、「始める前」がいちばん重いことが多いです。

Step3:締切のない大事なことに、小さな締切をつくる
「いつかやる」は進みにくいので、日付や回数を決める。

人生の大事なことほど、あえて締切を用意したほうが動きやすくなります。

先延ばしをしてしまう自分を、ただ嫌いになるのではなく、その頭の中を少し笑いながら理解してみる。

そこから、また前に進めることがあります。


Tim Urban氏のTED「Inside the mind of a master procrastinator」は、先延ばしに悩む人にとって、笑えて痛くて、でも前向きになれる一本です。


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