意志で変わろうとする人が、毎年おなじ場所に戻ってくる理由
こんにちは。安定収益の作り方について、起業や副業に関する考え方を配信している柴田謙吾です。
適応障害を克服し、独立して従業員を抱える経営者になるまでに乗り越えた壁や課題解決の方法など、起業・副業、経営の経験談をメルマガで配信しています。
→ メルマガ『柴田謙吾 ビジネスレポート』の登録はこちらから
「今度こそやるぞ」。この言葉を、これまで何回つぶやいてきたでしょうか。
私はかなりの回数、つぶやいてきました。年始に、誕生日に、うまくいかなかった日の夜に。そのたびに気持ちは本物でしたし、その瞬間はたしかに変われる気がしていました。
ですが、正直に申し上げると、決意で変われたことはほとんどありません。今日は、そのかわりに何が効いたのかというお話をしてみたいと思います。
人が変わる方法は、3つしかない
経営コンサルタントの大前研一さんが、こんなことを書かれています。人間が変わる方法は3つしかない、と。
・時間配分を変える
・住む場所を変える
・付き合う人を変える
そして、こう続きます。いちばん無意味なのは「決意を新たにすること」だと。
私はこの一文を読んだとき、少しばかりむっとしました。こちらは真剣に決意しているのに、無意味とはずいぶんな言い方だと思ったのです。
ですが、自分の過去を思い返してみると、反論のしようがありませんでした。続かなかったものは、たいてい決意から始まっていました。逆に、今も続いているものは、決意した記憶すらなく、気付いたら環境のほうが先に変わっていたのです。
決意は、自分への命令になってしまう
なぜ決意だけでは動けないのか。私なりの答えは、決意はいつのまにか、自分への命令に変わってしまうからです。
「今日こそ絶対にやる」と決めた瞬間、それは自分に課したノルマになります。人はノルマに対して、自然と抵抗します。他人から命令されたら反発するのと同じことが、自分の中でも起きるわけです。
しかも決意には、もうひとつやっかいな性質があります。決意した瞬間がいちばん気持ちいいのです。頭の中では、すでに変わったあとの自分が見えている。そこで満足感のピークが来てしまうので、翌朝には熱が引いています。
お恥ずかしい話ですが、私も昔、思い立って「毎日走るぞ」と勢いよく宣言したことがあります。2日で終わりました。決意の量が足りなかったわけではありません。決意の量は、そもそも関係がなかったのです。
時間配分を変える:意志ではなく、場所を先に取る
3つのうち、いちばん手をつけやすいのが時間配分です。
コツは、「空いたらやる」をやめることだと思っています。空き時間は、絶対に空きません。仕事は必ず膨らんで、隙間を埋めていきます。ですから、やりたいことのほうを先に予定表に置いてしまう。あとから来た仕事に、残りを分けてあげるくらいの順番です。
私がNoteを毎日更新できているのも、意志が強いからではありません。書く時間があらかじめ決まっていて、そこに座ればいいだけの状態を作ってあるからです。「今日は書く気分じゃないな」と思う日はもちろんあります。それでも、その時間になったら机には向かっている。気分の出番がないのです。
やる気を出そうとするより、やる気がなくても手が動く時間帯を1つ確保するほうが、ずっと確実です。
住む場所を変える:環境が、勝手に背筋を伸ばしてくる
2つ目は、住む場所です。引っ越しの話に聞こえますが、私は「自分がその作業をする物理的な場所」と捉えています。
当社は長いあいだ、自宅兼事務所でやってきました。効率はいいですし、家賃もかかりません。合理的な選択だったと思っています。ただ、どうしても仕事とそれ以外の境目が曖昧になります。同じ椅子で仕事もして、くつろぎもするわけですから、当然といえば当然です。
その後、大宮に事務所を構えました。決めるまでにはずいぶん迷いましたし、費用のことも考えました。ですが、実際に場所を持ってみて感じたのは、環境のほうが自分に働きかけてくるという感覚です。その場所に入ると、頭が仕事の側に切り替わる。自分で気合いを入れなくても、切り替わってくれるのです。
大がかりな話でなくても構わないと思います。作業する席を変える、家の中に一角だけ用意する、朝だけ別の場所に行く。場所は、意志の代わりをしてくれます。
付き合う人を変える:人は、まわりの平均に寄っていく
3つ目が、いちばん効きます。そして、いちばん時間がかかります。
私たちは、自分で思っているよりもずっと、まわりの人の影響を受けています。まわりが「そんなの無理でしょう」と言う場所にいれば、無理だと思うようになります。まわりが当たり前のように新しいことを始めていれば、始めないほうが落ち着かなくなります。努力ではなく、伝染です。
ですから私は、付き合う人を選ぶときの基準を「自分が成長できるか」に置くようにしています。新しい挑戦をしている人、自分より少し先のステージにいる人。そういう方と過ごす時間を、意識して増やしていく。
もうひとつ効くのが、やったことを報告し合う場に身を置くことです。人は自分との約束は平気で破りますが、他人との約束はなかなか破れません。報告する相手がいるというだけで、動く理由が外側にできます。決意を1000回するより、報告先を1つ作るほうが早いのです。
誤解のないように申し上げておくと、これは今の人間関係を切りましょうという話ではありません。新しい場所を1つ増やすだけで、十分に足ります。
決意を、仕組みに翻訳する
ここまで決意を悪者にしてきましたが、決意そのものが悪いわけではないと思っています。決意は、動き出しの火種としては優秀です。
問題は、火種のまま置いておくことです。ですから、決意が湧いてきたら、熱があるうちに3つのどれかに翻訳してしまう。時間配分を変えるのか、場所を変えるのか、付き合う人を変えるのか。翻訳が終われば、あとは自分の気合いに頼らなくて済みます。
私が「志とは、自分を動かす仕組みそのものだ」と考えているのも、ここに理由があります。気持ちだけでは、人は動き続けられません。続いている人は、意志が強いのではなく、続く場所にいるのだと思います。
まとめ
人が変わる方法は3つ。時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える。そして、いちばん無意味なのが決意を新たにすることです。
決意は自分への命令になり、決意した瞬間に満足のピークが来てしまいます。だから翌朝には残っていません。
かわりに、やりたいことの時間を先に予定表へ置く。切り替わる場所を1つ持つ。報告し合える場に身を置く。どれも気合いを必要としない代わりに、確実に効きます。
「今度こそやるぞ」と思ったときは、その熱が冷めないうちに、3つのうちのどれかを変えてしまう。それが、いちばん近道なのだと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました~
以下プレゼントしていますのでぜひご覧ください!
『生成AIで書いた"スキ200超え記事"のプロンプトを全部見せます!』
生成AIで書いた"スキ200超え記事"のプロンプトを全部見せます!
「こちら」からレポートを受け取ってください!
詳細は下記よりご覧いただけます!
