メールマーケティングの隠れた効能
こんにちは。安定収益の作り方について、起業や副業に関する考え方を配信している柴田謙吾です。
私は毎日Noteを更新し、週に3回メルマガを配信しています。どちらも「顧客獲得」につなげるための発信ではありますが、実のところ、それ以上に大きな“副産物”があると感じています。
今日はその「メールマーケティングの隠れた効能」についてお話ししたいと思います。
頭の中が整理されていくという効能
発信を続けていると、自分でも驚くほど思考が整理されていきます。
たとえば、誰かに「あなたのサービスって何をしているの?」と聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。
多くの人は、ぼんやりとは理解していても、いざ言語化しようとすると詰まってしまいます。
メールマーケティングを続けていると、日々の配信の中で、自然と自社の強みやサービスの特徴を言語化する訓練が積み上がります。
「なぜそれをやっているのか」「誰のどんな悩みを解決しているのか」――これを繰り返し書くことで、自分の頭の中が整理され、伝える力が磨かれていくのです。
私はこの過程を「思考の棚卸し」と呼んでいます。
一度棚卸しをしてみると、自分でも気づいていなかった強みや価値に気づくことがあります。
発信するとは、単に情報を届ける行為ではなく、自分自身を掘り下げる行為でもあるのです。
自社理解が深まると営業力が上がる
営業とは、相手の悩みを理解し、自社のサービスで解決できることを伝える仕事です。
しかし、その前提として「自分のサービスを自分が理解している」ことが不可欠です。
私はこれまで多くの経営者や起業家の方とお話ししてきましたが、意外なほど多くの方が、自社のサービスをうまく説明できません。
「〇〇をしています」「△△を提供しています」と言うものの、その目的や価値が伝わらない。
なぜなら、自分自身の中で整理されていないからです。
発信を続けていると、この「自社理解」がどんどん深まっていきます。
書くというのは、単なるアウトプットではなく、自分との対話でもあります。
そして、その対話の積み重ねが、結果的に営業力を底上げしていくのです。
営業トークやセールススクリプトを練習するよりも、毎日1通のメルマガを書く方が、はるかに本質的な営業練習になると私は思っています。
「代行してもらえませんか?」に潜む落とし穴
よく「メルマガを代行してもらえませんか?」という相談を受けます。
もし、すでに月商数百万円を安定して上げていて、営業もクロージングも仕組み化されている人が、その一部を外注したいというなら理解できます。
ですが、まだ売上が安定していない方からこの相談を受けると、少し首をかしげてしまいます。
なぜなら、代行を頼む前にやるべきことがあるからです。
それは「自社製品・サービスの理解」です。
どんな想いで作ったのか、誰に届けたいのか、どんな悩みを解決できるのか。
この部分を自分の言葉で説明できなければ、代行ライターがどんなに優秀でも、魂のこもった文章は書けません。
代行は「発信の手段」を外に出すだけで、「思考の整理」までは外注できません。
この“思考の整理”こそが、メールマーケティングの隠れた効能であり、ビジネスを強くする土台だと私は思います。
続けることでPR力が育つ
発信を続けていると、もう一つ確実に鍛えられる力があります。
それは「PR力」です。
PRとは、自社の価値を他者の視点で伝える力。
言い換えれば、「相手にどう映っているか」を意識して表現する力です。
メールマーケティングでは、読者の反応が数字として現れます。
開封率、クリック率、返信の有無。
これらを見ながら「この言い回しは刺さった」「このテーマは響かなかった」といった学びを積み重ねていくと、自然と“伝えるセンス”が磨かれていきます。
そしてそのセンスは、メルマガにとどまらず、セールストーク、プレゼン、SNS投稿、LP(ランディングページ)作成など、あらゆる場面で生きてきます。
たとえば私の場合、毎週3回のメルマガ配信を通して、どんな表現をすれば読者が反応するのかが肌感覚でわかるようになりました。
それが営業資料の作成やセミナー登壇の構成にも役立っています。
PR力とはつまり、「伝わる力」。
これを鍛える最も地味で確実な方法が、メールマーケティングなのです。
続けるためのコツ
ここまで読んで「たしかに効果はありそうだけど、続けられる自信がない」という方もいるかもしれません。
でも、最初から完璧を目指す必要はありません。
私も初めてメルマガを配信したときは、文章が固く、誰に向けて書いているのかも曖昧でした。
ですが、配信を重ねるうちに読者からの反応が増え、それが励みになって続けられています。
最初のうちは「今日はこの気づきを共有しよう」「昨日の商談で感じたことを書こう」くらいで十分です。
やっていくうちに、自分の言葉が変わり、世界の見え方も変わっていきます。
そして気づいたら、「このサービスはこう説明すれば伝わる」という感覚が自然と身についている。
そのとき、あなたの営業力は確実に一段上がっています。
まとめ
メールマーケティングの本当の効能は、「売上」だけではありません。
自分の頭を整理し、自社の理解を深め、そしてPR力を育てる――。
この積み重ねが、結果として長期的な営業力の向上につながっていきます。
もし今、「発信の時間がない」「何を書けばいいかわからない」と感じているなら、ぜひ一度、自分のサービスを自分の言葉で語る時間をつくってみてください。
それが、思っている以上に大きな財産になるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました~
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