【保安管理技術用語集⑻📚】さまざまな種類があるLPガス燃焼器の給排気方式について💛:高圧ガス第二種販売主任者試験対策 No.28
前回の復習✨
【試験対策】保安管理技術用語集📝
今回から、いちど勉強の原点に戻り
試験対策の一歩目として、用語の学習
を進めていくことにしようと思います。
今後、過去問の演習効率を上げていくために
いまは用語から丁寧に学習していきます👍
排気筒の材料🧱
LPガスを使用する燃焼器具の給排気システム
において、排気筒は燃焼によって生じた
排気ガスを安全に屋外に排出する
重要な役割を果たします📝
特にステンレス鋼板(SUS304)は
LPガス燃焼器の排気筒の材料として
広く使用されています。
その理由を以下に具体的に説明します。
1.耐食性
SUS304は、クロム(約18%)とニッケル(約8%)
を含むオーステナイト系ステンレス鋼で
酸や塩類、酸化物に対する優れた
耐食性を持っています👍
LPガスの燃焼時には、水蒸気と二酸化炭素が
主な生成物ですが、不完全燃焼が起きると
一酸化炭素や硫黄酸化物などが発生し
これらが水蒸気と結びつくと酸性の凝縮液が
生じることがあります。
SUS304は、この酸性の凝縮液に対しても高い
耐食性を示し、排気筒の長寿命化に寄与します🔖
2.耐熱性(不燃性)
SUS304は耐熱性にも優れており
400°C程度までの温度での使用が可能です。
LPガス燃焼器の排気ガス温度は通常
100°C~200°C程度ですが、SUS304は
これに十分耐えることができます。
また、温度変化による材質の劣化や
変形が少なく、長期間にわたり
安定した性能を維持できるのです👍
3.加工性
SUS304は、比較的加工しやすい素材です。
排気筒の製造時には、曲げ加工や溶接が
必要になる場合がありますが、SUS304は
これらの加工にも対応でき、複雑な形状の
排気筒を製造することが可能なのです💛
4.耐久性
SUS304は、機械的強度も高く、物理的な
衝撃や外部からの圧力に対しても
優れた耐久性を持っています。
これにより、排気筒が外部からの
影響で破損するリスクを低減し
安全な排気が確保されるのです📝
総括
ステンレス鋼板SUS304は、耐食性、耐熱性、加工性、耐久性に優れており、LPガス燃焼器の排気筒の材料として非常に適しています。これにより、長期間にわたって安全で効率的な給排気が実現されます。
LPガス燃焼器の給排気方式💚
LPガス燃焼器の給排気方式にはさまざまな
種類があり、設置場所や用途に応じて
適切な方式が選ばれます。
以下に、開放式燃焼器、半密閉式燃焼器
燃焼排気ガスの自然通風式および
強制排気式について具体的に説明します。
1. 開放式燃焼器
開放式燃焼器は、燃焼に必要な空気を
室内から取り入れ、排気ガスも
室内に放出する方式の燃焼器です。
特徴:
燃焼用空気が直接室内から取り入れられ、燃焼ガスも室内に放出されるため、十分な換気が必要です。
シンプルな構造であり、コストも比較的低いです。
空気の供給が不十分だと、一酸化炭素中毒のリスクがあります。
用途:
屋外や換気の良い場所で使用されることが多いです。屋内で使用する場合は、定期的な換気が必須です。
2. 半密閉式燃焼器
半密閉式燃焼器は、燃焼に必要な空気を室内から取り入れる一方で、排気ガスは屋外に排出する方式の燃焼器です。
特徴:
燃焼用の空気は室内から供給されますが、排気ガスは専用の排気管を通して屋外に排出されます。
開放式と比較して安全性が高く、室内の空気が汚染されにくいです。
しかし、室内の空気を消費するため、定期的な換気が必要です。
用途:
室内での使用が可能で、特に換気が不十分な場所や、長時間燃焼する用途に向いています。
3. 燃焼排気ガスの自然通風式
自然通風式は、排気ガスが自然な対流や
煙突効果を利用して屋外に排出される方式です。
特徴:
燃焼ガスは、温度差や気圧差による自然な上昇気流で煙突や排気管を通じて屋外に排出されます。
システムがシンプルで、電力を使用しないため、運用コストが低いです。
ただし、風向きや気象条件によっては排気が逆流するリスクがあるため、設計や設置に注意が必要です。
用途:
煙突の設置が可能な住宅や小型の施設などで使用されます。
4. 燃焼排気ガスの強制排気式
強制排気式は、ファンやブロワーを使用して排気ガスを強制的に屋外へ排出する方式です。
特徴:
ファンやブロワーによって排気が確実に屋外に排出されるため、自然通風式よりも排気効率が高く、逆流のリスクが少ないです。
一般に強制給気(燃焼用空気をファンで供給する)と組み合わせて使用されることが多く、完全に密閉された空間でも使用できます。
電力を使用するため、停電時には運用に影響が出る場合があります。
用途:
高層建築や密閉された空間、商業施設などの大型設備での使用が一般的です。
まとめ
開放式燃焼器は、シンプルでコストが低い反面、換気が必要です。
半密閉式燃焼器は、排気ガスを屋外に排出するため、安全性が高いです。
自然通風式は、自然な通気で排気を行いますが、気象条件に影響されやすいです。
強制排気式は、ファンで排気を行い、効率が良く安全ですが、電力を必要とします。
用途や設置環境に応じて、これらの方式の中から
最適なものを選ぶことが重要です。
ガスこんろは、開放燃焼式のガス燃焼器で、燃焼用の空気を室内から採り、燃焼排ガスをそのまま屋内に排出するもの
加えて、開放式の燃焼器は、燃焼用空気を
燃焼器周辺から採り、燃焼ガスを燃焼器周辺に
排出することから、これを屋内で用いる場合は
換気を十分に行う必要があります👍
FE式ガス瞬間湯沸器🍵
FE式ガス瞬間湯沸器は、家庭や小規模施設で
使用される瞬間湯沸器の一種で、特に
LPガス(液化石油ガス)を燃料として
使用するタイプです。
FE式(Forced Exhaust, Forced Air Supply)
とは、強制給排気式を意味し
給排気の効率性と安全性が特徴です。
以下に、FE式ガス瞬間湯沸器の給排気システム
について具体的に整理していきます。
1. 強制給排気システム(FE式)
FE式ガス瞬間湯沸器は、燃焼に必要な
空気の供給(給気)と、燃焼後の
排気ガスの排出を、どちらも機械的に行う
システムを採用しています。
具体的には、ファン(ブロワー)が内蔵
されており、以下の2つの機能を実現します📝
強制給気:
湯沸器に内蔵されたファンが、外部から新鮮な空気を強制的に取り込みます。この空気が燃焼に使用されます。
この方式により、室内の空気を燃焼に使用せず、外部の空気を使用するため、室内の空気の質が維持され、換気不足による一酸化炭素中毒のリスクが大幅に低減されます。
強制排気:
燃焼後に発生する排気ガスは、内蔵ファンによって強制的に屋外へ排出されます。これにより、燃焼ガスが室内に漏れ出ることがなく、安全性が高まります。
排気筒は通常、二重構造となっており、外側の管で給気を行い、内側の管で排気を行う「同軸二重管構造」が採用されることが多いです。
2. 給排気の流れ
FE式ガス瞬間湯沸器の典型的な
給排気の流れは以下の通りです:
給気: ファンが外部から新鮮な空気を取り込み、湯沸器の燃焼室に供給します。この空気は燃焼のために使用されます。
燃焼: LPガスがバーナーで燃焼され、燃焼によって得られた熱エネルギーで水を瞬間的に加熱します。
排気: 燃焼によって発生した排気ガス(主に二酸化炭素と水蒸気)は、内蔵ファンによって強制的に排気筒を通じて屋外へ排出されます。
熱交換: 燃焼によって得られた熱が水に伝えられ、瞬間的に加熱された湯が供給されます。
3. 安全性と効率性
FE式ガス瞬間湯沸器は、以下の点で
優れた安全性と効率性を提供します:
密閉構造: 燃焼室が密閉されているため、燃焼ガスが室内に漏れることがなく、CO中毒のリスクが低減されます。
高効率燃焼: 強制給気により、燃焼に最適な空気量が常に供給されるため、効率的でクリーンな燃焼が可能です。
環境対応: 排気ガスが直接屋外に排出されるため、室内環境への影響が少なく、クリーンな室内環境を維持します。
4. 設置とメンテナンス
設置: FE式湯沸器は、排気筒を通じて外部と接続されるため、設置には外壁への貫通工事が必要です。また、給排気が強制的に行われるため、設置場所にかかわらず安定した性能を発揮します。
メンテナンス: 定期的なメンテナンスが必要であり、特にファンや排気筒の点検が重要です。これにより、安全性と効率性が維持されます。
まとめ
FE式ガス瞬間湯沸器は、外部の空気を
強制的に取り入れ、燃焼後の排気ガスを
強制的に屋外に排出するシステムです。
この方式により、燃焼効率が高く
室内環境が保たれ、非常に安全性の
高い湯沸器となっています。
設置には一定の条件が必要ですが
その安全性と効率性から
多くの家庭で利用されています。
ガス機器の給排気方式一覧

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これらの動画コンテンツを活用して
理解を深めていきましょう👍
第二種販売主任者とは?
一般家庭等で生活の用に供するLPガスを
販売するLPガス販売所の業務主任者又は
業務主任者の代理者(液化石油ガス法)
として選任されることができます👍
また、工業用のLPガスの販売主任者
(高圧ガス保安法)として
選任されることができるようになります💛
第二種販売主任者試験(国家試験)はこちら
第二種販売主任者講習はこちら
高圧ガス第二種販売主任者資格の試験内容
試験は2科目から構成されており
9:30~10:30が法令
11:10~12:40までが
保安管理技術の試験です。
・高圧ガス保安法及び液化石油ガス法に係る法令(60分)
・液化石油ガスの販売に必要な通常の保安管理技術(120分)
それぞれ20問ずつ択一式の正誤の組み合わせ
を選択して解答していくことになります。
法令、保安管理技術両方とも
6割以上の正解で合格となります🔖
法令が60分、保安管理技術が90分と
試験時間にも差があるように
保安管理技術の方が難しいとされています💦
また、試験当日の15:00より
高圧ガス保安協会の特設サイトで解答が
発表されるので自己採点ができるそうですね👍
【第二種高圧ガス販売主任者資格受験料】
・インターネット申請の場合:5,700円
・書面申請の場合:6,200円
受験者と合格率の推移📊
出所サイト:令和五年度合格率

なお、高圧ガス販売主任者試験の合格率は
全科目受検の場合30~50%程度
科目免除の場合は50%以上
となる試験が多いように思います。
難易度としては、全科目受検の場合は
非常にやや難しい~難しい
科目免除を受けた場合は
普通~非常に易しいレベルでしょう。
e-GOV法令🎓
高圧ガス保安法
液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律
本日のアウトプットはここまでとします!
社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから挑戦していく予定である
第二種販売主任者試験(国家試験)は
エネルギー業界の仕事に携わる方々の
なかでも需要が高い資格である
と言われることが多いと思います。
なぜならば、高圧ガス販売主任者の資格を
取得するメリットとしては、ガス販売業界での
有資格者に対するニーズが非常に高い
ということが挙げられるからです💚
高圧ガス販売主任者とは、高圧ガスの販売業務に
携わる場合に必要となる、経済産業省が
認定している国家資格を持つ専門家です。
具体的には、高圧ガス販売主任者免状の交付を
受けており、経済産業省令で指定する23品目に
該当する高圧ガスを扱う販売店において正しい
知識を持って保安管理に努める責任者です。
そのため、高圧ガス販売主任者の仕事に対する
責任は、人の命にも関わってくる非常に重いもの
になれると考えられますね👍
なお【高圧ガス第二種販売主任者】試験対策
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
これから、11月の試験に向けて私と一緒に
第二種販売主任者試験(国家試験)対策
を進めていくことにしましょう💖
試験対策用の勉強記録投稿は
以下のマガジンに整理してまいります🔖
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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