BLが連れてきた修学旅行〜あの頃の教室と、胸にしみた学園もの
王道ど真ん中の、学園もんBLの世界どすなぁ。
学園もんいうたら、社会人の物語に比べると、年を重ねるごとにどこか遠い、
もう戻られへんファンタジーみたいに思えてしもて、正直、最近はあんまり心が動かへんことも多うございました。
けど今回はなぁ、藤本くん演じはる日置が、ほんまええ塩梅で。
回を重ねるごとに、気ぃついたら、すっかり惹き込まれてしもてました。
どこにでも居そうな、
ほんまにおりそうな男子高校生の空気をまとってはって、ふと、自分の高校時代のことまで思い出してしもたんどす。
あぁ、こんな感じやったなぁ……て。
どの恋が初恋やったんか、
もうよう分からんようになってきた今日この頃やけど、
はじめて真剣に誰かを好きになった、
あの時の気持ちを、藤本くんと簡くん、二人の恋模様を眺めてるうちに、
静かに胸の奥から立ち上ってきました。
あの、えらいピュアな日置くん。
あれはもう、たまらん存在どすえ。
重厚で、アーティスティックな
『10dance』の大人の恋も、もちろん圧巻やったけど、その真逆の世界観で描かれる『修学旅行で中よくないグループに入りました』は、ふっと一瞬で、高校時代へ連れ戻してくれはります。
ほんま、最近はBLドラマもようけありますけど、ファンタジーとリアルが、ちょうどええ具合に溶け合うこの作品は、
私の中では、なかなか上位に食い込む
一本どすなぁ。
この先、どんな景色を見せてくれはるんか。続きが、楽しみでなりませんえ。
