【40代の学び】部長に相談したら、自分が一人じゃなかったことを知った話
4月のチーム異動後、私は少しずつ追い込まれていた。
初めての顧客。
初めての営業担当。
初めてのチーム。(私以外は既存メンバー)
そして営業事務チームの課長から発表された新体制は、
”営業チームごとにユニットを組み、
業務対応も休暇時のフォローも派遣教育もユニット単位で全て完結”
というものだった。
チームの意味ないやんけ💣
で、私のユニットメンバーはというと、
・産休中の社員(復帰時期未定)
・6月入社予定の新規派遣
・私
以上。(え?)
この体制で営業部内最大の数字目標を持つチームを担当すると聞いた時は、思わず心の中で盛大に白目を剥いた。
ただ不思議なことに、周囲は誰も驚いていない。
「あれ? 私がおかしいんかな?」
そう思いながら、とりあえず郷に入りては郷に従え精神で働いていた。
しかし、現実はなかなかハードだった。
慣れない市場を担当しながら、新しく入った派遣さんの教育も1人で担当する。
しかも派遣さんは売価・原価・粗利率の意味が理解できずに大苦戦。
私は同じ説明を何度も繰り返しながら、
「今、私は営業事務なのか、家庭教師なのか」
という境地に達していた(白目)
ユニット単位での活動という方針をチームメンバーはみな忠実に体現しており、
私がOJTに苦戦していても知らん顔。
いつからかチーム内での孤独を感じていた。
そんな日々が続いたある朝。
会社のエレベーター前で突然息がうまく吸えなくなった。
やばい。これはあかんやつ。
そこで私は、元チームメンバーに相談してみることにした。
すると仲良しの同僚から返ってきたのは、
「はぁ?何それ?おかしいって。
私ら社歴長いけど、今までで一番パンチ効いてるで。」
という言葉だった。
しかも一人ではない。
話した人たちが口を揃えて、
「それはおかしい。」
「部長に相談した方がいい。」
と言う。
私はてっきり、自分が環境に慣れていないだけだと思っていた。
でも違ったらしい。
背中を押され、部長との面談で今までの状況を説明した。
最後に私はこう言った。
「もう限界です。
ストレスで白目の毛細血管も切れました。」
すると部長から予想外の一言が返ってきた。
「実はさっき、〇〇さん(仲良しの同僚)から長文のメールが来てたわ。
自分事のように怒ってた。」
さらに別の元チームメンバーからも、
「あれはないですよ。」と連絡が来ていたらしい。
びっくりした。
まさか彼女たちが私の知らないところで動いてくれていたなんて…😭
私は思わず泣きそうになった。
異動してからずっと、一人で戦っている気がしていた。
でも違った。
私が知らないところで、私のことを気にかけてくれている人がいた。
怒ってくれる人がいた。
動いてくれる人がいた。
今回の出来事で学んだのは、「会話は大事」ということだけではない。
人は追い込まれると、正常な判断ができなくなる。
「私が悪いのかな」
「私が我慢すればいいのかな」
と思い始める。
そんな時は、一人で考え続けない方がいい。
信頼できる人に話してみる。
すると、自分では見えなくなっていた景色を見せてくれることがある。
私は異動先で一人になったと思っていた。
でも実際は違った。
20年近くかけて築いてきた仲間たちが、ちゃんとそこにいてくれた。
状況はまだ変化の途中だ。
それでも今週の私は、先週の私より少しだけ軽い気持ちで月曜日を迎えられそうだ。
まあ、あのユニット編成の意図だけは、未だによく分かっていないのだけれど。
いいなと思ったら応援しよう!
頂いたチップは、他のnoterさんの記事購入に使用し、よりよい創作活動に繋げてまいります。