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櫻坂46「The growing up train」 〜始まりと終わり 過去と今と未来〜

2月12日0:00に公開された
櫻坂46「The growing up train」
早速盛り上がりを見せて、深夜ではあったがXでは #櫻坂46_TGUT がトレンド1位になるほどだった。

私の第一印象としては、Xの方でもポストしているが、

未来への希望を感じさせてくれる一方、
何かの終わりを感じさせる。

そんな感じ。

その上で改めてこの楽曲について掘り下げていきたいと思う。

1. 櫻坂46からのメッセージ

まずはいわゆる歌詞考察から、、


「空の色はきっと青だ 思い込んでいないか?そう僕は思う 
  既成概念 信じていたものを疑え!」

世の中には、
この高校に行って、この大学に行って、この会社に入れば人生は大成功だ
そういった既成概念がある。

そういう人生が間違ってるということではない。ただ、人生は他人の価値観で生きるものではない。

「人は誰も (on their path)
 理由もなく (旅に出るよ)」

だから、
自分が持っている夢、
なぜその夢を叶えたいのか。
それを常識的に正当化する理由なんていらない。

「若さとは無知なんだ 突っ走れ」

上手くいかなかった時のことなんか考えなくて良い。
なんにも知らないくらいが丁度良いんだ。
だから今を全力で突っ走れ。

「青春はいつも 
 暗闇の中 手探りするものだろう
        そう思い通りにならない」

ただ、この先上手くいくかどうかなんてものは分からない。
思い通りになることの方が少なくて、
近道なんて無くて、
自分が今していることに意味があるのかすら見えなくなる。

「大人への Tracks   錆びつかないように
          The growing up train」

だけど進むことをやめてしまったら、成長はない。

「未来は待つものじゃない」
「光が見えなくても 
 立ち上がれることを 私たちは知っている」

だから走り続けよう。
走り続ければ、いつか必ず光が見えるはずだから。
"The wisdom train"
櫻坂46が教えてくれたから。


2.二期生曲っぽさと世代交代
 〜始まりの影にある終わり〜

この曲の印象として、二期生曲っぽさを感じた。共通の作編曲者がいるということもあるかと思うが、それだけではない何か意図を感じるのだ。

この曲は歌詞を見てもわかるように、
未来へ背中を押してくれるような、いわば始まりの曲といった感じだ。

しかし、それと同時に、
何かが終わってしまうのではないかという感覚があった。

最初これが何なのか全く分からなかった。
そこで、改めて曲を聴いて、歌詞を読んで、MVを見た。
そして自分なりに思ったこと。

それが、
二期生から三、四期生への世代交代。

14th期間には国立競技場での5thアニバーサリーライブがある。
一つの区切りとしては、綺麗なタイミングと言えるだろう。

二期生たちが戦い続けたこの7年間。
櫻坂46というグループを長いスパンで見たときに、この14thシングルまでが第1章の終わりなのかもしれない。
だからここまでの経験から得た知恵を全てこの曲に詰め込んだ。


この曲を聴いたときにどことなく感じた、「何かが終わってしまうのだろうか」という直感。
現時点で私が出した答えを残しておきたいと思った。

3.共通のアイデンティティ

この曲の歌詞を読んだときに、私はある一つの曲を思い出した。

それは、
欅坂46「サイレントマジョリティー」だ。

欅坂46と櫻坂46。
同じグループだけど違うグループ。
でもやはり、根底にあるモットーのようなものは変わっていないと感じた。

「空の色はきっと青だ 思い込んでいないか?  
 そう僕は思う 
  既成概念 信じていたものを疑え!」

君は君らしくやりたいことをやるだけだ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢の方に歩けばいい

欅坂46「サイレントマジョリティー」より


「どんなトンネル抜けても
   また近づく 孤独の時間だ」

夢を見ることは 時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ

欅坂46「サイレントマジョリティー」より

こういった部分に、どこか重なりを感じた。
10年の月日が過ぎて、本当にいろんなことを経験したグループだと思うけれど、
"このグループが一番伝えたいこと"
というのはやはり変わらずにあるのではないかと思う。

音源、MV公開の約1週間前に公開されたティザー映像の中で描かれていた日食。
「光と影が交わる」

これには2つの意味があったと思っていて、
まず一つは、2で述べたような、始まりと終わり。
そしてもう一つは、欅坂46と櫻坂46。
そういう意味では、櫻坂5周年、欅坂10周年を迎えて、これまでのグループの軌跡の総決算的な曲になっているのかもしれない。


4.おわりに

櫻坂46第一章を締めくくる曲。
一言でいうとこういった印象である。

曲の好みとかは人それぞれだが、私としては、このタイミングでこの曲というのは正解というか、バッチリハマっているのではないかと感じている。

櫻坂が生きてきた5年間、10年間。
その道の途中で経験してきたすべてのことを踏まえて、そしてある意味で原点に立ち返り生まれたのがこの曲なのだろう。

この曲が番組やライブでどのようにパフォーマンスされるのか。それを経てどのような曲になっているのか。非常に楽しみである。

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