18歳、八犬伝にハマる|1920(大正9)年8月12日(木)|8月13日(金)|
📗1920年、旧制中学校を卒業した祖父。小学校の先生になろうと師範学校を受けたものの、まさかの不合格。
師範学校リベンジを狙いつつ、仕方なく(?)田舎の親戚の家に下宿しながら、非正規の代用教員として小学校の教壇に立つことに。
そんな代用教員生活、初めての夏休みがやってきました。
この日記を、孫である私が106年後の2026年、同じ日付で紹介しています。
🧭 この日のあらすじ
家の掃除や図書館、城山で散歩。
南総里見八犬伝が面白くてハマっている。
📅 日記本文
8月12日(木)
朝、奥二階の掃除をする。
午後、図書館に行き「四季の文章修行」を読む。
後、家にて八犬伝を読む。なかなか面白し。
8月13日(金)
朝、勉強す。
午後、城山に行く。押し葉をなす。
夜、八犬伝を読む。
📌 背景メモ
四季の文章修行
この日記の1920年に刊行されたばかりの実用書。
とはいえ、この本文のお手本の文章…私に読解力がないのはもちろんですが、繰り返し読んでも頭に入ってこない。
だから修行なのか。


八犬伝
南総里見八犬伝。
1842年(江戸時代!)完結。この日記(1920年)の時点では、80年ほど前に完成した、まあまあ古い小説。
写真は、この日記と同じ年に出版された縮刷版。
挿絵に江戸時代の雰囲気感じる。

曲亭馬琴 著 帝国教育学会 1920年

💭 孫のつぶやき
押し葉。私も四葉のクローバーを分厚い本に挟んで作ったものでした。
あれ、どこ行ったんだろ。
この日記のページに、この日祖父が作った押し葉が挟んであったら胸熱だったなぁ。
南総里見八犬伝。といえば、昭和生まれにとっては角川映画そして薬師丸ひろ子。
いえ、実際に観た記憶はないんですけど、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」は覚えています。
よく母が謎な節回しで歌っていたからです。
子ども向けのラジオドラマで覚えたんだそう。
世界中に散らばったボールを探し集めるというコンセプトは、ドラゴンボールが思い浮かびますね。
(調べてみたら、DBの元ネタ説があるみたいです。スーパーサイヤ人はいませんけど。)

