センチメンタル20銭|1920(大正9)年2月24日(火)|
📓 1920年、17歳だった祖父が書いた日記を、 孫である私が、2026年の同じ日に紹介しています。
仮名遣いは今の表記にしています。
読めない字や謎ワードも時々ありますが、106年前の味ということで、ご理解ください。
🧭 この日のあらすじ
中学時代も明日で終わろうとしている。
思えば、長そうでいて短い五年間だった。
授業中、この科目もこれで最後なのだなと思うと、心細い気持ちになる。
帰宅後、歴史の復習をする。
謝恩会費 20銭
写真代 1円20銭
📅 日記本文
明日にて、中学時代も
終をつけんとす。
思えば、5年も長きが如くにて短きものなり。
今日最後なり
と思う学課を習うときは、心細い感がする。
帰宅後、
歴史の復習をなす。
謝恩会費20銭。
写真代1円20銭。
📌 背景メモ
日記にある「謝恩会費20銭」「写真代1円20銭」。
今のお金にするとどのくらいでしょうか。
消費者物価指数からざっくり計算すると、
1920年の1円は、いまの2,000〜2,500円くらいと考えられます。
・20銭(0.2円)→ 約400〜500円
・1円20銭(1.2円)→ 約2,500〜3,000円
謝恩会費はワンコイン(学校内の講堂で開催なのでしょう)、
卒業写真はちょっと気合いの入った記念写真、
と思えば、納得です。
💭 孫のつぶやき
祖父は13歳から17歳の5年間を、同じ校舎で過ごしました。
現代なら、完全中高一貫の男子校のような環境です。
最終的には1学年37人。
厳しい勉強も軍事教練も共に頑張ってきた、気心の知れた仲間だったでしょうね。
明日は最後の授業。
その翌日からは卒業試験が始まります。

