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『あやま』って、誰|1920(大正9)年4月27日(火)|

📗 1920年(大正9年)。旧制中学を卒業したての18歳の祖父が書いた日記を、孫である私が106年後の同じ日に公開しています。
師範学校を受けたけど不合格。「来年こそリベンジ!」と誓いつつ、親戚の家に居候しながら、非正規の「代用教員」として田舎の小学校の子どもたちに勉強を教えていた、そんな18歳の春の話です。


🧭 この日のあらすじ

6時起床。朝7時15分、叔母が出産、女の子が生まれた。
学校ではお手玉を作った。
電気会社が電気の工事をしていった。
"あやま"のことで、挟戸さんの家を訪ねる。
今日から勉強しようと思う(師範学校の受験勉強かな)


📅 日記本文

6時起床。
朝7時15分に、おばさんが子(女)を生まれた。
学校にて朝、お手玉をとめらる。
電気会社にて、電気をつけていった(5燭)
はさどへ、あやまの事につき行く。
本日より勉強しようと思う。

📌 背景メモ

出産
当時は自宅出産が普通。
戦前が舞台のドラマや映画などで、出産の時に「お湯沸かして!」「男はさっさと退出!」「産婆さん呼んで!」などと女たちがバタバタと準備をする様子を観たことがあります。
きっと祖父も、蚊帳の外だったのでしょう笑

あやま
あや様の略。今でいう、〜ちゃん、みたいな感じなのでしょうか。
過去の日記を見ると、お正月明けに高山の祖父の家に来ています。
お年始の挨拶に来ているような感じ。他にもちょいちょいお名前が出てきます
従姉妹なのかも。


💭 孫のつぶやき

叔母さんはきっと、祖父の母の妹。里帰り出産していたんですね。
下宿先の石松家には、病気で具合の悪い"としま"(とし様)もいるはず。
祖父の母の弟。妊婦に病人に、居候の祖父。そのほか、常さんという使用人も。
赤ん坊も加わって、さらに賑やかになった石松家。

そして…
じいちゃん、"あやま"って誰。従姉妹? それにしては何度も出てきすぎじゃない?
3年前の日記にも出てきたんですけど。……もしかして、初恋の人? 
いや、ごめん、じいちゃん。勝手なこと言って。
忘れて。

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