100年前の浪人生。18歳の夏、地味にスタート。|1920(大正9)年7月22日(木)|7月23日(金)|
📗1920年、旧制中学校を卒業した祖父。小学校の先生になろうと師範学校を受けたものの、まさかの不合格。
師範学校リベンジを狙いつつ、仕方なく(?)田舎の親戚の家に下宿しながら、非正規の代用教員として小学校の教壇に立つことに。
そんな代用教員生活、初めての夏休みがやってきました。
この日記を、孫である私が106年後の2026年、同じ日付で紹介しています。
🧭 この日のあらすじ
勤務先の小学校は夏休みに突入し、実家に帰省。
しかし祖父の夏休みは、始まった瞬間から地味である。
7月22日(木)
朝から台所の排水口と溝の掃除をする。
午後、代数の勉強をした。
7月23日(金)
今日も朝から代数の勉強。
夕方、下宿先の石松家に行く。
📅 日記本文
7月22日(木)
朝より流もと、及び溝の掃除をなす。
午後、代数のみなす。
7月23日(金)
朝より代数をなす。
夕方、石松に行く。
📌 背景メモ
流もと、及び溝の掃除
私の母(祖父の娘)によると、祖父の家はキッチンの排水口から出た汚水が、直接外の溝に流れるようになっていたそうです。
この日は、排水口と溝の掃除を、祖父の母に頼まれたのでしょうね。
夏休み初日から容赦ない祖父の母。このチャキチャキ感、嫌いじゃないです。
💭 孫のつぶやき
夏休みに入ったと言うのに、地味生活の祖父。18歳の夏。
とはいえ…
師範学校浪人中の身。
大正モダンボーイとは程遠い、祖父なのでした。
そしてまた下宿先の石松家へ。
何か用事があるのかな?

