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情けは人のためならず

「情けは人のためにならず」という言葉が、小学生の頃に出会ってからずっと、私の人生と一緒にあるように思います。

情けは人にかけない方がいいという誤用なのかそういう意味で使われることがもう増えてきたのか分かりませんが、私はこの言葉を伝統的な意味の方で大事にしていて、私が情けをかけることができる、つまり人に優しくできる場面では人に優しくすることを心がけています。

①私が誰かに優しくすることで、その人にとっていいこととなることがあります。
②その人が喜ぶことは私にとっていいことです。
③誰かが誰かに優しくする場面を見ると心が温まることがあります。だから、私が誰かに優しくする場面を見た誰かにとっていいことになるかもしれません。私がそうなのだから、少なくともそういう人が全然いないことはないと思います。
④心が温まった話を共有してほっこりすることがあります。だから、私が誰かに優しくする場面を見た誰かがその話を誰かと共有して、何人かの誰かにとっていいことになるかもしれません。
⑤後日もう一度私を見た人が、あ、あのときあの人に優しくしていた人だと思い出して、何もしていない私にも自然と優しい気持ちを持って接してくれるかもしれません。それは私にとっていいことです。
⑥そうすると今度は、私が①の優しくされた人になります。

長々と書きましたが、まとめると、優しさは巡るものだと思います。私が誰かに優しくしたのだから、その人から優しくしてほしいとは、それほど思いません。(少しは思っているかもしれませんが。笑)

また、私が誰かに優しくしたことがその人にとって結果としていいことになるときばかりではない、つまり、①の時点でつまずいて終わることも少なくないと思います。でも、ひとつでも巡ればそれで良いし、いつも優しくいれば巡るのはひとつよりは多いと思うのです。

この記事を書いていて思いましたが、巡るものが、私は好きなのかもしれません。


★ひとつ前の考え方記事はこちら

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