【ハムスターと六文銭】

はじめに
こんにちは、トミボーディです。
今回は以前飼っていたハムスターにまつわる奇談をお届けします。
2020年からコロナ禍真っ只中、私自身に持病が発覚し、しばらく入院をしていた後くらいの時期に友人の勧めでキンクマの男の子を飼い始めました。
2年と2ヶ月ほどで亡くなりましたが、その時に起きた不思議な話を今回記事にしてみました。
それでは、みなさんとともにこれから摩訶不思議な奇談怪験の世界を巡っていきましょう。
虫の報せ(〇?)
あれは今から2年半前の4月の後半
キンクマハムスターのアナンを飼い始めて2年を過ぎたあたり
その日は昼から夜まで仕事やった
職場にネパール人の留学生の女性スタッフがおり、彼女とは結構頻繁にシフトが一緒だった
前日もシフトがかぶっていたんやが、勉強熱心な娘で「難しい日本語教えて欲しい」と言われ日本語を教えたりしていた
この日も同じく、「難しい日本語教えて欲しい」とせがまれ、うーん..と考えたのち、ある言葉が頭に浮かんだ
「じゃぁ『ご愁傷さまです』てのどない? 」
「どういう意味?」と聞かれたので、「大切な人が亡くなったご遺族にかける言葉やで」と教えてあげた
そんなことはすっかり忘れるくらい夕方から忙しく22時に退勤しいつも通り地下鉄に乗って帰宅の途についた
玄関を開け「ただいまー」といいリビングにいく
その当時ハムスターを2匹飼っていたので新入りの子の様子をみて、それからアナンのケージをあけた
隅の方で丸くなっていたので持ち上げようとしたら..
アナンは既に冷たくなっていた...
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六文銭
次の日、ペット火葬の業者を自宅に呼び無事火葬を済ませ骨壷を本棚にお祀りし花や写真を飾りお線香をあげ落ち着かない気持ちを抑え手をあわせる
しばらくしてふと妙案が頭に浮かぶ
というのも以前山登りを頻繁にしていた時期、山に入る際に御守りとして六文銭をネックレスにして首にかけていたことがあった

(せや、アナンの三途の川の渡り賃に一緒にお供えしたろ)
と思い、いつも六文銭のネックレスを掛けてる水牛の角に目をやる
(あれ?無いやん...)
しばらく山に行ってなかったこともあり、六文銭のネックレスは部屋の壁にある水牛の角に掛けていたのだが、見たところそこにはない
念の為周囲も探してみたが、ない、どこにも見当たらない
えーそんな訳ないけどなぁ...と棚やベッドの下もみたがない
(しゃないなぁ)
アナンに申し訳ない気持ちになりながら、諦めてとりあえずその日はお経をあげたりして終わった
冥土の土産!?不可思議すぎる奇談
アナンが亡くなった日から1週間程たったある日
正確には水曜日の朝頃のこと
その日はロングのシフトで仕事に行く為に着替えていたときのことだった
ズボンを履いてる途中、ふと斜め上に目をやる
すると丁度水牛の角が目に入る
その時、私は言葉を失った

なんと何度も探しても見当たらなかった場所に最初からあったかのように六文銭があるではないか!
いつも通り、左側の角に掛かっている..
それを見て私は思わず
(アナンがちゃんと三途の川を渡れたんやなぁ)
と安堵というかほっこりした気持ちになった
普通に考えたら有り得ない状況ではあるが
虫の報せもあったし、アナンならそれくらいの霊力はありそうや思ったのだ
"三途の川の渡り賃に六文銭借りて行くで〜"
みたいな、そんなハムスターらしからぬ事もアナンならしかねない..笑
そんなふうに思い驚きながらも暖かい気持ちになった、そんな奇談でした
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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※この記事は2023年4月末に筆者が実際に体験した事象に基づいています。
人物名などは個人情報保護のためアルファベット表記及び一部変更を加えています。
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